緋弾のアリア [は]
MF文庫 著/赤松中学 イラスト/こぶいち
10巻まで既読
作品詳細はWiki:緋弾のアリア参照
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こぶいち氏のブログ:こぶろぐ
表紙をみてヒロインが幼女?って思い話題作と聞いてはいたが読んでなかった
(設定では体の成長が止まったのは12歳なので別に幼女ってわけでもないんだけどイラストから年齢より幼く感じられる)
アニメ化の時にやたら平積みで推されていたので立ち読みでレキの表紙の巻を斜め読み、人物の相関関係がわからんので結局 既刊分を全部読んでしまった
ラノベの舞台設定に突っ込んだら楽しめないとは思うが「武装探偵」なんてものを10代で専門高にいれて育成するくらいなら公権力をもっと強化するだろうと・
要請した連中が悪行に走る可能性も高いわけだしね(しかも実技に重きを置いてるせいか偏差値も低いし) まあその辺突っ込むと作品自体が成立しないのでスルー
最初は武装探偵としての重火器でドンパチのアクションだったのが巻を増すごとに舞台が大きくなっていくが基本主人公たちの行動範囲は武偵高校及び高校がある島がメイン
主人公の「遠山」も含め「リュパン」とか「ホームズ」とか架空の作品の血統の登場人物がメインとなる
リュパンをルパンとしないのはフランス語の発音でそうなるのかあるいはルパンとすると著作権の問題が生じるのかは不明 アリアはそのまんま「シャーロック ホームズの子孫」と標記されてるしなぁ
主人公の遠山の先祖:遠山左衛門少尉は実在の人物だけどね 時代劇のは創作だけど
アリアはタイトルにもなってるし1巻の時点で主人公キンジもロンドンに帰るのを止めたくらいなので鉄板のヒロインではあるが 白雪を始めてとしてほかの女性登場人物との絡みが楽しい
いざ主人公以外の登場人物を思い浮かべると車輌科の武藤以外は敵も味方も女ばっかり
1巻ですっぱり話が終わってるものもあるが ストーリーの解決後 次の巻での話のプロローグ的な出来事が巻末で起こってる引きがうまいかなと
主人公も含めバスカービルのメンバーは実力があるのかないのかよくわからなくなる
より強い敵が出てくることもあるが 主人公キンジはヒステリアスモードが発動すれば能力30倍の無敵モードと思いきや 理子に追い詰められたり、その理子はブラドには×
白雪もG17という高レベルの魔術使いなのにそれほど強さが描かれないしね
9巻ではアリア、白雪、理子、レキの4人がGⅣにあっさり倒されてたしね
状況や相手の能力との組み合わせで強さは変わるとは思うけど強さのインフレが格闘漫画並になっていきそう
極東戦役の開始時にいた連中はもっと強そうだ
イ・ウー壊滅で盛り上がったあと学園のチーム編成でいざこざあった後 極東戦役の開始が宣言されたが10巻現在 双方勢力の大きな衝突の描写は無いがチームバスカービルのメンバーがそろって撮った写真は結成時のものだけと語られているので 以後 道を違えるのか、死者がでるのか?
アリアの母親の無実を晴らすこと、奪われた殻金をめぐる戦役がこれからのストーリーとなるのと思うが完結までは遠そう
ヨーロッパで一度も犯人を逃したことがなく、武偵の中でも有名でSランク でもホームズ家からは落ちこぼれの評価 そのホームズ家の人間って父親も含めてまだ一人も登場してないけど いずれ登場してその辺の確執も描かれるんだろうか
登場した先祖がアレだったから 現在のホームズ家がシャーロックをどう思ってるのかってとところも知りたいところ
武偵高の各科にいる登場した面子も個性が強いのばかりなのでそいつらで短編が作れそうなもんだけどいまのところ閑話休題みたいな短編の話は出たことないね
スピンオフのコミカライズ 緋弾のアリアAAは未読なのでよぉわかりません
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