新刊雑感 魔弾の王と戦姫4 [新刊雑感]
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉4 (MF文庫 J か 11-4)
- 作者: 川口士
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/04/23
- メディア: 文庫
前回エレオノーラがリムと共にジスタート領 レグニーツァへ向かってアルサスを後にし ティグルはエレンが残したジスタート兵とブリューヌ兵の混成軍 銀の流星軍二千でブニューヌへ進行するムオジネル軍2万と戦うことに
反乱軍であるティグルたちへブニューヌ王国からの援軍は期待できず策をもって少しずつムオジネル兵を削っていくが 無傷というわけにもいかず大きな衝突により被害を出してしまう
更にムオジネル軍は後ろに本隊として3万が進行中であることを捕虜から聞くがそれでもティグルは戦いを継続
ムオジネル軍との騎兵隊との交戦中に現れたのはオルミュッツの戦姫リュミドラ率いるジスタート軍4千
一方 強行軍でレグニーツァに到着したエレンたち
レグニーツァの戦姫サーシャより攻め込んできた戦姫エリザヴェータとその経緯の説明を受ける
リュミドラは協力の対価としてタトラ山の城門をくりぬいた力と自分の下に加わることを求めるが今回は給金など必要経費に加えてティグルへの貸しで協力を得られることに
レグニーツァトとライトメルッツ連合軍とルヴーシュ軍と衝突
雷光の鞭の龍具ヴァリツァイフを持つエリザヴェータとエレンとの戦いと軍勢同士の戦いでもエリザヴェータは負けを認めるもそこで出してきたのはブリューヌの現状とムオジネルの侵攻情報
目的を果たしたエリザヴェータは手を引くがブリューヌ内でガヌロンやテナルディエが勝つわけでなくティグルが勝つ可能性も考え策を練り始める
兵の疲弊から一戦でムオジネルと決着をつける策を提案するリュミドラ
戦上手のムオジネル王弟クレイシュとのオルメア会戦が始まり 善戦するも銀の流星軍は疲労から崩れかける
そのときマスハス伯爵から話を聞いたブリューヌの3つの騎士団が合流
クレイシュは現状の自軍被害と船団からの海路侵攻も破れた報も聞き撤退を決める
その際 自らの見栄とティグルをねたむ勢力が出るのを期待し 使者から誉め言葉を伝えて去っていく
戦いのあとヴォジャノーイがティグルと弓を奪うためにやってくるが一緒にいたリュミドラの竜具に呼応した黒弓でヴォジャノーイを退けるが魔物のヴォジャノーイが何者であったかなぜティグルを攫いにきたのかは分からないまま
ムオジネルから保護したレギンが王子を性別を偽った王女であることが本人より明かされ
1巻冒頭で早々にエレンたちジスタート軍に討ち取られたとされていたのはガヌロン、テナルディエの権力争いのための策略だったことが判明
その身の安全のために国王嫡子の証しを立てるためにガヌロン公の領地ルテティアへいくことに
というところで終了
てっきりムジオネル軍相手に黒弓使って無双するのかと思っていたら今回ヴォジャノーイ相手にだけ使ってました
次からはガヌロン陣営との戦い?かと思いきやテナルディエに新しい5匹の竜が届けられたので竜との戦いになるかもしれませんなあ
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