新刊雑感 れでぃ×ばと! 13巻 [新刊雑感]
これが最終巻となる13巻
ラノベとしちゃそこそこ長めとなったかな
前巻でセルニアの秋晴への告白を受けて朋美も動くってところでてっきり他の大地とかアイシュとか早苗とも絡んだ騒動になるのかと思っていたら最終巻ってことで一冊の分量でどう決着をつけるのかと思っていたのだが・・・
先に結論をいうと告白によって秋晴への好意が明確になった以外は何も変わらず 強引に話をまとめるよりもこれでよかったのかなとも思う
セルニアは秋晴へ告白したもののイキオイで行なったものであったこともあり 秋晴からの返事を期待するどころか秋晴を避ける状態
その様子を分析しながら秋晴と話して状況を分析する朋美
早苗の秋晴への好意を知る従育科のクラスメートはバレンタインで協力するもいつものドジでチョコを破壊 しかも秋晴は渡されたチョコレートす意味も好意でなく感謝からと誤解
朝早めの教室内でセルニアからチョコレートを渡される様子を伺っていた朋美から告白される
その後は場所が教室内だったこともあり上育科生徒の優秀生徒から従育科生徒への告白は話題性を持って学園内に一気に広がり 従育科教師 深閑より釘を刺される上にその後の授業で倒れてしまう
その間 朋美とセルニアは余人を交えず秋晴への告白について対峙 朋美は優等生の仮面を外し素の性格(腹黒策士)でセルニアに接し、秋晴が置かれている立場を理解させ自分の秋晴への思いが異性への好意かどうかつかみかねているが後から後悔する傍観者でいたくない胸中を伝える
朋美はセルニアに対して告白の返事を延ばすことを了承させ 初めてむき出しの朋美を見たセルニアは澄ました態度より好感を覚える
自室で休む秋晴の元にピナ、アイシュの訪問や面倒をみる大地の不機嫌(女性の訪問に対してや女性であることを明かせないいらだち)のエピソードのあと1年次最後となる進級試験が行われることが発表される
試験結果如何によっては進級不可 即退学となる可能性もある秋晴
試験の後に朋美 セルニアに対して返答を伝えることを伝える
大地の不機嫌の原因がわからない秋晴は状態改善のために試験での勝者のいうことを何でもきく勝負をもちかける
第一試験のオリエンテーリングを何とかこなし 上育科過程の協力者と行う第二試験:欲しいものは何ですか競争 クリア人数10人にもなんとか入り
続く第三試験のパートナーの上育科生徒の服選びの合格者三人にも通過
そして最後 大地、轟、秋張による第4試験スピーチ内容での投票となるが普段の素行やスピーチの内容により大地の圧勝となる
試験後 未だ未熟な自分を鍛えることに重きを置き セルニア、朋美の告白に対しては好きであることを伝えるも付き合うことはできないことを伝える
大地の勝者の権利行使は名前で呼ぶこととし、大地が女性であることを知っている朋美は警戒しつつも そのほか秋晴に好意をもつ女性陣もそのまま変わらずで学園生活は続いていくというところで終わり
2年生になってからどういう感じなのかはあとがきで触れられてますな
13巻とそこそのの長さではあるが作中で描かれたのは1年のみの期間となった
セルニアの親友 鳳は過去に秋晴との接点が~っていうのが既刊のあとがきにあったけどその辺 話に絡んでこないまま終わり
あとがきによるとド直球のラブコメ新作が5月に発売予定とあったが ずれたのか今月の発売分(他社も含めて) 上月氏の新刊はない模様
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