続刊雑感 緋弾のアリア 12巻 [新刊雑感]
サブタイトルは狼狗に降る雪と書いてフォル・オブリージュ
狼狗ってハイマキ? 11月末に去るので雪には早い何かの比喩かと思ったんだがとばし気味に一読しただけではナニを意味してるのかわからんかった あとで読み直ろう
前回巻末で学長室にレキと共に呼び出されて退学を告げられたキンジ
何か武偵高生として問題があったわけではなく、キンジ自身が提出していた一般高校への転校が受理されたためなのだが現在のところ一旦 武偵高を退学してから一般高校への転入となるため
レキも呼び出されたのはキンジと共にあるために自身も転校の書類を提出していたことから
退学と転出を巡って学長及び教師陣とレキが争いを起こしそうになるもキンジが制し、退学の手順として武装解除はしばらく後に、特殊任務として学校から消えてフェードアウトしていくこととを説明される
レキと対する教師陣の戦力にキンジは危惧していたけど作中では武偵高の生徒の争いや任務に教師陣が手を貸すことがないため その強さがよくわからない
キンジがこれまで相手にしてきたイ・ウーの面々や現在の極東戦役の敵や味方たちに比べてどんなもんなんだろう? それらと戦ってきたキンジが恐れるくらいの強さってコトは教師陣は極東戦役の面々よりも強いわけ?
ヒステリアスモードでの自分の強さを理解できてるキンジが教務課との衝突を恐れて避けるくらい強いってことになるとイマイチ 強さのレベルがわかんない 一度教師陣(蘭豹 高天原 緑松校長)が大立ち回りして欲しいもんだ
で 一般高校に転入したキンジとレキはフルメタル・パニックの最初の頃の宗介のように戦争ボケ状態で一般高校に来たものの当初はなじめず、更に武偵技術習得に授業内容が費やされていたため一般教科授業の学力は劣ってついていけない
一般高ヘは実家から通うことになるため学校初日に祖父・祖母のいる実家に帰ると先日まで争ったジーサードやかなめ(ジーフォース)が居候中
祖父はそのジニオンとして誕生した2人の経緯は知らないが一目見て自分と縁のあることとその実力を見抜いて同居させていた
更にジーサードは祖母の発音の問題もあり金三(キンゾー)と呼ばれることに
クラス委員長:望月萌に好意を寄せられたり、高校の一般人の不良に絡まれたり、武偵中学の同級生:鏡高菊代にコナかけられたりとあいかわらず女性絡みのトラブルが起こりつつも刺激のない日常に焦燥感を感じながら過ごすキンジ
そのうち師団(ディーン)の玉藻がキンジの元に訪れ レキが璃巫女 白雪が緋巫女 ほかに瑠巫女という存在もいることが会話の中で明かされる
キンジを自分の組(暴力団)に引き込みたい鏡高菊代はキンジを誘い出すも菊代の部下の裏切りを受ける
裏切りったのは勢力を伸ばすために手を組んだ中国系マフィアの組織が極東戦役にて眷属(グレナダ)側に属する組織だったことからキンジそのものが取引材料として使えること、若い女である菊代がトップであることが渡世の世界では舐めれていたため
多勢に無勢で捕えられそうになるも着いてきていたジーサード、何故か乱入してきた(様子を見に来ていた)アリアにより造反幹部は沈静化
人質になっていた菊代と萌を安全圏への誘導をアリアに頼んだ後、控えていたグレナダ側の中国組織 藍幇の三人とまみえるキンジとジーサード
藍幇所属の三人は諸葛静幻と曹操(の1人)と猴と呼ばれる少女
少女から感じ取れる雰囲気からジーサードは少女が藍幇の代表かと聞くが諸葛の歯切れは悪い
変化してキンジと共にいた玉藻の口から漏れたのは「仏」
ヒステリアスモードのジースリーは猴の瞳から発せられたレーザービーム(如意棒)で貫かれ出血しながら倒れ伏す
レーザーの光速攻撃に対してどうすればいいかを考えるキンジに対し 玉藻は猴が東戦勝仏 孫悟空と伝えたところで終了
てっきり1巻で転校の件は方が付くのかと思っていたけれどそのまま一般世界を舞台に進んでいくようです
(少なくとも猴の件が終わるまでは)
藍幇の2人にも猴は御することはできないようなのと 猴がジーサードを撃った時やキンジを見る様子などに敵意の描写がなかったんで今のところ目的などは不明
新しい登場人物(あるいは強敵?)が出てきて混乱のまま次巻への引きとなってます そういやレキは今回の騒動ではスナイパーとして活躍してないな 出番は次巻?
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