新刊雑感 らぶバト! 4巻 [新刊雑感]
3巻で天聖院麗華と決着をつけるためにニライカナイに乗りこんできたミスカトニックのクロニカと直接対決することになる話とこれまでメインを張ってなかった結人の幼馴染の朝倉奏の過去が明らかになっている
ミスカトニックの魔導図書館のフェリシア館長はクロニカを連れ戻すため、ニライカナイで捜索及び麗華との接触を避けるために綺堂結人に協力を要請
既にクロニカとも面識がある結人は2人のニアミスを防ぐために難儀することに・
結人にくっついてきた朝倉奏も事情を協力を要請されるが 結人を道具扱いする人間は許さないと天聖院学院理事長 閃華に鍛えられた力でフェリシアを殺ると暴走
その戦いの中 両親を殺されて結人の隣に引っ越してきたことや結人と共に過ごした刹那が両親を殺した相手でだまされていたこと、力が及ばない上に結人とともに見逃されたことを回想する
それが結人を守るために過剰に執着する理由となっていた
クロニカ、麗華と同様 開眼者として質量変化させる能力を得た奏でだがオーバーワークにより昏倒しフェリシアとの戦いは終了
しかし両目揃って能力を発揮するはずの開眼者だがなぜか奏では片目しか開眼しておらず謎は残ったまま
クロニカは自分を連れ戻しに来たリルケをおとりに使って騒動を起こして麗華を誘い出し 開眼者同士の争いに発展
島民に避難指示が出される中 麗華は超能力、クロニカは魔術で交戦
互いに拮抗するもクロニカの魔術結界 神聖喜劇ごと両者が吹き飛ぶ自体となるのを防ぐため 閃華に促されるまま天麒輪の力使う結人
これまで天麒輪のポゼッションで起こった対象者に対する力の増加と違い 今回は双方の繰り出した力を打ち消す能力を発現し 2人の争いはダブルノックアウトで幕を閉じる
その後 2人は互いの補佐から叱責を受けた上 今回の発端となったクロニカは一年間魔術家講師として弁償の一部として働くことに・
麗華、奏、鬼火、早苗、フレアに続いて更に結人に女性キャラが増えることとなったがハーレムものというほど結人に強く好意を向けている人物は多くはありません
相変わらず技の名前が大仰でハズカシイ
奏たちの殺人集団の設定は戯言シリーズに似てるし、クロニカの魔術設定はTYPE MOON作品の固有結界設定と似てる・
各作品ごとにまったく違う設定を使えというつもりはないが(ファンタジー作品なんて別世界が舞台と括ったら全部同じことになるし) ちょっと類似しすぎか?
コメント 0