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新刊雑感 しゅらばら! 6 [新刊雑感]


しゅらばら! 6 (MF文庫J)

しゅらばら! 6 (MF文庫J)

  • 作者: 岸 杯也
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2012/09/22
  • メディア: 文庫




表紙は前回最後に登場した一大の妹 二美(ふたみ)

鷹奈と共に(真愛や早少女も合流することとなったが) 海水浴に出かけている最中に父母の元から自宅に帰ってきた妹の二美

兄の布団に潜り込んで寝ていましたがブラコンというほどでもなく、義妹というわけでもなく、実の妹

なのでこれ以上ハーレム要因が増えるわけではないが 牽制しあう親友の間柄の3人をかき回して、且つまとめる話となってます

家が隣同士の鷹奈と二美は当然既知の仲だったが 兄の一大と恋人関係になっていることの説明の様子からあっさりと何か事情があることを察する聡い二美

2週間の帰宅予定で一大と過ごす様子を見た早少女や真愛は妹の存在を知らないため焦った上に鷹奈を含めた3人での対処を相談

妹であることが分かって安心する2人だが一大との新たな接点となる人物となるため二美との関わり方も三者三様で考えることに・

更に子役時代の星川早少女のファンだったことから兄との接点で面会を希望する二美  早少女が一大宅に訪れるのに合わせて鷹奈も先回りしており 更に外出先で真愛までも合流して兄を狙う3人とその妹の4人で行動することとなる

自らを岡目八目と分析し他人の恋愛事を観察してきた経験から3人の言動や態度からあっさりと誰もが一大と付き合ってるわけではないであろうことを見抜いた上、兄の性格からそうなった経緯を推察し三人の性格も客観的に判断 その上で真愛に対しては態度が冷淡な二美

その理由は兄の事(能力)を理解してるが上に 住む世界が違う真愛対して本人が望まない世界に引き込もうとしてることに反感を持っていたため、そしてニセ恋人の役を頼んだのも自分の人生を人に決められたくなくてバイトを始めたのでは?と問う

それに対し真愛は早少女や鷹奈のような自らの能力でない天弓院の力を持っているがそれを身勝手で捨てるつもりはなく家を背負い受け継ぐのが自分の役目と自覚していることと飾りの当主とならないためにバイトを始めた先で出会った一大に感じるものがあると答える

その場が硬くなったことで場所を一大と真愛のバイト先に変えた一同 

一大のいないバイト先でのメニューの味に一般の評価と自身の評価の違いから余計にその身分の違いを自覚させられもっとふさわしい人がどこかにいるはずだと鷹奈に言われる真愛

そこで真愛が吐露した心情は ならその人物はどこにいるのか?学校も放課後も自由が制限される自分が得られた少ない出会いの中で恋をしてはいけないとか?というものだった

シリアスな話題は店長の介入もあり一旦は引っ込めることとなるも 恋愛で生じる独占欲を認めあう3人

その後 真愛と勘違いした営利目的の誘拐犯が二美を攫うも天弓院財団の保安室と鷹奈によって事なきを得る

二美が父母の元に帰るのを見送る一大と早少女  しかし迂闊に腕を組んだその場を真愛の叔母 志束に目撃され、早少女のファンに撮られた揚句にネットに晒され、それを見た鷹奈の後輩が拡散するところで終了



妹の二美により 3人揃った状態で互いが本気で一大が好きだと確認したが最後に3人の関係者(早少女に関してはファン)にばれてしまうこととなったためクライマックスに向かって動き出したかな?

次が終わりとは書いてないですが更にその次で終わるならちょうどいいんじゃないでしょうか? 変に長くなってもダレるしね

あとがきによるとイラスト担当のプリンプリン氏が出産されたそうでそれもあってか次は年度末(3月なら半年後か)になるそうです

そういや帯に月刊デジタルコミック誌エイジプレミアム11号からコミカライズ決定とありましたな











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