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理想のヒモ生活 [ら]


理想のヒモ生活 1 (ヒーロー文庫)

理想のヒモ生活 1 (ヒーロー文庫)

  • 作者: 渡辺 恒彦
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2012/09/28
  • メディア: 文庫



著/渡辺恒彦 イラスト/文倉十

新創刊されたレーベル ヒーロー文庫の第一弾として刊行されたラノベ

帯のいきなり異世界召喚されて求婚されるってのを見て同時刊行されていた竜殺しの過ごす日々を一緒に読んでみた

帯にあった紹介分によると主とはWEB小説らしいがWeb小説は魔法科高校生の劣等生を読んだときに読むのをやめられずに翌朝まで読んでしまった経験があるので控えてたのでまったく本作については知らなかった

1とあるので続刊するようだが少なくとも1を読んだところ 日常系?と言えるかも


主人公:山井善治郎は故郷を離れ半ブラック会社に勤めるサラリーマン 
自転車でコンビニで弁当を買った帰りに突然異世界に来てしまう

異世界の国 カープァ王国女王のアウラにより、その血統魔術による時空魔法で召喚を受けたことを告げられるが半信半疑なゼンジロウ

召喚をしたその条件が王家の血を濃く引くことと5代前のカープァ王家に掛け落ちで時空魔法を使って異世界に渡った王族の存在を教えられて 自分のルーツがこの世界であることを認識させられる

召喚した理由を結婚と告げられたことに訝るゼンジロウ 
アウラとの会話でこの世界にもゼンジロウと同じように王族を先祖にもつ貴族がいることや召喚するまでカープァ王家の血の濃さがどれくらいかわからなかったことを聞き、自分が結婚相手として望まれてるのは王家の血統をより濃く残す以外に「何もしなくていい」ことだと気付く

ゼンジロウはアウラに一目ぼれしていたこともあり、自分の日本での生活を捨てあっさりと婿入りを決めることに

次に召喚されるまでの1ヶ月の間に身辺整理をすることになるゼンジロウ

まず日本(この世界)での生活を捨てるために仕事を辞め、それに伴う引き継ぎを行うこととなり仕事は更に忙しくなり、カープァ王国の気候は南国で文明も現代日本とはかなり遅れているため、快適に暮らすために電気製品を持ち込むにはどうすればいいのかと試案と情報集めでも多忙となる

既に死別した両親以外の親族の叔父夫婦には長期海外赴任と説明し異世界への婿入り準備を進める

一か月後 アウラから渡された魔法陣が描かれた絨毯の上に置かれたマイクロ水力発電機や電化製品、酒類に囲まれて召喚は行われゼンジロウはアウラに婿入りし後宮へ入ることに

アウラとゼンジロウの結婚は急遽ではあるが問題なく行われ、2人は女王として権勢をアウラと何もしないでダラダラ過ごすゼンジロウと互いの希望通りの生活を送ることに

アウラたちカープァ王国側としては次代の王家血統としてゼンジロウに側室をあてがう考えもでてくるが現段階ではアウラとゼンジロウの円満な夫婦生活となっている

ゼンジロウが持ち込んだ電化製品(PCやLEDライト、冷蔵庫による氷の製造、扇風機)の便利さに触れたり、全ジロウはこの世界でのマナーや魔法などの知識を教わっていく

ってな感じ

ゼンジロウは一般人で異世界に召喚されて英雄になるわけでもないし、主人公がもてるようなハーレム展開でもないのでアウラとの夫婦仲も円満、持ち込んだ電化製品も使ってるのが水力発電機が置いてある後宮だけなのでこの世界に影響をもたらしてるわけでもなし
カープァ国が他の国との戦争をするわけでもなく、内政面で税のごまかしがゼンジロウのPCでの入力で判明した程度  
異世界に婿入りした男の日常物って感じかな これが2巻以後どういった展開になっていくかは知りませんが 楽しめました

ガラスが存在しない世界にゼンジロウが持ち込んだビーズやビー玉は宝玉として扱われる云々って後宮入りの持ち物検査で説明されてたけどあれは後に使われるんだろうか?

なおWeb公開されていた物以外の加筆分?としてポータブルゲーム機を使ってゼンジロウと後宮付きの侍女3人との交流のエピソードがありました





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