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新刊雑感 俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件4 [新刊雑感]


俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件4 (一迅社文庫)

俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件4 (一迅社文庫)

  • 作者: 七月 隆文
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2012/10/20
  • メディア: 文庫




スーパーダッシュ文庫のパパ聞きとCLをチェックしに行ったら先日読んだ本作の新刊が出てたのでついでに読んでみた


大きな話の進展はなし
前回3巻が有栖川麗子の表紙でメインの話が麗子の見合い話だったように今回は表紙の神領可憐がメインの話が後半に据えられている

あいかわらず麗子はカラー口絵ではネタキャラ扱いなのか折角カラー口絵にも登場してきたのにモノクロに塗られており嘆いてます


4巻のメインの話は可憐が同じぼっち気質である愛佳と交流する話
可憐のぼっち状態改善のために同じ便所飯をしていた愛佳が協力するのだが そのアイデアは困ってる人を助けヒーローになるというもの
お嬢様学校内で日本刀を差して歩く可憐は避けられるし、日本刀が必要になるような困った事案が女学院に存在することもなく早々に行き詰るが 野生の熊を退治し、その時 野兎のマスコットを落としたことで必要以上に話題となってしまう

名乗り出ればぼっちから解放されるという愛佳に対して、協力してくれる友人(愛佳)を得たことに満足していた可憐は正体を明かすことを望まず 事情を知った公人により校内の行事「六月の花嫁舞踏会」において演劇部の次回公園のキャンペーンだと説明して納得させる

その後の舞踏会で愛佳と麗子、公人と可憐のペアでワルツを踊ってる最中 可憐は愛佳と友人関係になったことを告げ更に告白しようとするが愛佳と麗子の妨害を受けて公人には伝わらずってところで終了


メインの話は後半を占めているが前半は細かいネタがぽろぽろという感じ

冒頭に前回の麗子との婚約話について公人が謝ってるが特にそれ以上こじれれることもなく 単なる麗子とその母:鳳子の早とちりということで収まってます (鳳子は分かった上で婿入りをさせようとしていたようだが)

一般社会ではメイドは目にすることはなくメイド喫茶のメイドを説明したことで擬似メイド喫茶を体験してみる話
(この時に足フェチの公人は いつか可憐にスク水+ニーソを着せることを目標にしていることが判明したり、完璧なお嬢様に見えた麗子が実はヒドイ音痴でその歌声を聴いた白亜は立ったまま失神したりしてます)

2巻や3巻にもあったが他のヒロインは関わらず公人と白亜2人で過ごす日常として今回はラボから出て弁当を作ってハイキングにいくの話

麗子の母:鳳子が公人の元を訪れ 自分の母校でもある女学院の案内を頼んできます 
話は終わったと思っていた有栖川家への婿入りを進めてきたり、舞踏会の話を聞いてワルツを指導するがなぜか踊れてしまった公人をみてその過去に関わっているような発言をしてます 更に食堂では意味ありげに「親子丼」を勧めてきましたな

1巻から登場していた公人の幼馴染の恵理がようやく動き出す模様
女ばかりで男と会話できないことが我慢できなくなった公人は古馴染みに携帯で連絡するも誤解から公人ホモ説が流布
それを聞いた恵理が公人へ連絡したところ代わりに出た愛佳より清華院女学校の場所を教えてもらい 地図にもない場所を探してやってくることに

次回予告でエヴァの次回予告タイトルみたいなフォントで「第伍巻 恵理、襲来」と書かれて終わってます





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