新刊雑感 問題児たちが異世界から来るそうですよ? ウロボロスの連盟旗 [新刊雑感]
問題児たちが異世界から来るそうですよ? ウロボロスの連盟旗 (角川スニーカー文庫)
- 作者: 竜ノ湖 太郎
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/11/30
- メディア: 文庫
前巻から半年ぶりの刊行 1月からのアニメの準備があったからこんなに間隔あいたのかな? MFや電撃関連だと人気作は3カ月とか4カ月で続巻がでるから半年はちょっと長く感じる
表紙はペスト
前巻の流れで今回はノーネームがウィル・オ・ウィスプたちとの連盟を組む話だったのでてっきりタイトルにある「ウロボロスの連盟旗」ってその旗かとと思っていたら敵である魔王連盟の旗のことでした
ウィル・オ・ウィスプから残る連盟チームとして紹介してきたのは1巻で破れたペルセウス
鍛冶の神ヘパイトスの神格を授かっていたことによりギフトのアイテムへの付与や錬成にも長けており、ディーンやジャック言っていたノーネームに提供する金剛鉄を元に作ったアイテムを作ったのがペルセウスのリーダー、ルイオスであったことが判明
ペルセウス側も連盟相手がノーネームだとは知らずディーンの持ち主である飛鳥と一波乱
ルイオスは自らが手がけたディーンとアイテム:城壁を飛鳥に渡す条件としてゲーム 造物主の決闘での優勝を条件にする
そのゲームの第一試合で同じノーネームの耀、ウィル・オ・ウィスプのリーダーウィラと戦うことになる
十六夜はフロアマスター召集会への同席要請で訪れた煌焔の都で起こる「神隠し」事件を追い、あっさりとその痕跡と「混」の文字から混世魔王だと見破る
混世魔王は十六夜に追われるがその身を隠して逃した魔王連盟の殿下により その目的が煌焔の都を丸ごと奪うことだと知らされて連盟に加わる
北のフロアマスター:サンドラは神隠しを追うためジンとペストとともに行動を共にするがサンドラとともにいたのは魔王連盟の殿下とリン
殿下の目的はジンほか有望な人物の魔王連盟への勧誘である事を知らされる
ゲーム:造物主の決闘の一般席でジンたちとジャックたちは鉢合わせとなるが ルイオスと殿下はレティシアの売買取引で面識があったことから 殿下は魔王連盟と判明
ジンは殿下がペストに掛けた言葉からすでに魔王連盟出身者であること、神隠しの正体と目的を推察しており その内容が正しいことに殿下は感心
黒ウサギが殿下の足止めをしようとするが逆に第三宇宙速度で殴り飛ばされてしまう
闘技場から降りた耀と飛鳥が殿下に挑むが実力は及ばず、駆け付けた十六夜と殿下との戦いとなるところで魔王連盟の構成員が登場
十六夜が原典候補であることと生命の目録所有者の耀に興味を示すも余裕を見せて去っていく
しかし去り際に魔王連盟への誘いの文句を残したことで ノーネームは拘束されてしまう
問題児三人は魔王連盟との繋がりを疑われるが逆にサラマンドラが殿下やリンと以前に取引していたことを指摘してやりこめる
更に魔王連盟の連盟旗がウロボロスを使っていたころに思うところがある十六夜だが今はその意味が見いだせない
しかし魔王連盟が襲ってきたことでノーネームの旗と名前を取り戻す手掛かりが迫っていることを感じる三人
そこに遭われたのはウサ耳を失った黒ウサギだった
ってところで終わり 結局ノーネームは連盟を組むどころか出席要請を受けたフロアマスター会議に出られるかどうかも不明となってます
耀の父:コウメイの足跡やペストの目的などいくつかの話も同時進行で進むのでほかのラノベよりちょっと読むのに時間がかかった そもそも読むのも半年ぶりですっかり脇役の登場人物の名前を忘れてたわ
それにしてもこの進み具合でどこまで映像化すんだよ・ いい加減未完結ラノベのアニメ化はやめたほうがいいと思うけど
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