SSブログ

新刊雑感  なにはなくともお世継ぎを! 2 [新刊雑感]


なにはなくともお世継ぎを!2 (一迅社文庫)

なにはなくともお世継ぎを!2 (一迅社文庫)

  • 作者: 川波 無人
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2013/04/20
  • メディア: 文庫





1巻から状況は変わらず本家の祖父に世継ぎを作るために島に呼ばれて大奥(学校の女子寮)で暮らしてる主人公の高島兼守

慣れない環境の上に寮にはTVもなく、女子寮の手伝いで買い物に付き合ったりして島の環境を知る。
学校の寮から下りて漁港と隣接した港町で理想の大和撫子の鬼ノ崎牡丹と知り合う
しかし喫茶店で会話もするも有益な情報は得られず、更には「本家の殿様」として家同士が決めた許嫁がいることも知っており不誠実なのはきらいとあっさり言われてしまう。しかし次回の再会を匂わせて別れる


その後 和装美人の鬼ノ崎のことが気になっている兼守の様子に絡んでくるしーちゃん、亜留姫、桔梗にあっさりばれる。しかし名前を聞いた桔梗は兼守に留意するように忠告

その後 しーちゃんにより定期的に夜伽の実習を行うと宣言される
女子学生たちはそういうことには興味津々だがとりあえずは正室、側室の第一候補のみ(亜留姫と桔梗)
反対を試みた兼守だがそもそも後継ぎを作る目的で身を置いているため強硬な反対もできず、とりあえずは一緒に寝るだけ(同衾だな)となる

しかし二人の前にしーちゃんが一緒に風呂から最初の同衾となったため 連続で3人の女性と一緒に寝ることになったが結果はなーんにもなく、三人は顔と突き合わせ呆れるほか、様子を聞いた学園(大奥)の女性達も興醒め

その後 島の有力者が顔を合わせる定例会議にて鬼ノ崎牡丹と再会、更に翌日 牡丹が側室候補としてやってくる  しかし桔梗の様子はおかしい

側室候補として寮にやって来た以上、学校でも当然のごとく兼守の近くに配される牡丹

亜留姫が正室候補筆頭であることを知っていた牡丹が亜留姫とどういう会話をしていたかをしーちゃんからその内容の不穏当さを聞かされた兼守 

誘われるままに牡丹と帰り、更に寮内の兼守の部屋で牡丹のことを尋ねるが初対面時とは違ってかわさずに答えていく牡丹 

しかし噴出した茶を拭くために倒れた兼守は牡丹を押したした格好になり、お約束で亜留姫がやってくる
誤解する亜留姫だが牡丹の大和撫子然とした振舞いには引け目を感じ元気がない 兼守は亜留姫も大和撫子を目指すんだろうと元気づける

(このシーンは風呂場なのだが浴槽から立ちあがった姿を見られて「エッチスケッチワンタッチ」といっていたがウチの世代もしくは地方は「エッチスケッチ乾電池」だったな)

夜伽実習 第四回として牡丹が行うことになり 兼守内の大和撫子ランキング暫定ナンバー1の相手と一緒になることに緊張していた兼守だが牡丹はその本性を現し、兼守を未熟として高島家を取り込むために夜伽実習を利用して関係を結んだと嘘を吹聴

閉じ込められていた兼守は桔梗に助け出されて牡丹たち鬼ノ崎家のやり口を聞かされる

本家に急ぐが飛び出してきた亜留姫とはすれ違い、祖父の言葉から鬼ノ崎家のことをしった上で送り込んできたことを知る。

亜留姫は牡丹の誘導に乗せられ両家で交わされた許嫁を辞退して飛び出していた

大奥(寮)から荷物を背負って出ていった亜留姫を追い連れ戻した兼守 大奥の寮生に事の次第を話し、協力を申し出る兼守に寮内は団結

本家に亜留姫の復帰を認めさせるため赤穂浪士の討ち入りを模して本家に嘆願
秘書の今宮が取り次ぎ、結果 亜留姫は寮に戻れるがその立場は正室候補から雑用係の御半下へ

その後 元の正室候補筆頭に返り咲く事を目標に大奥内で仕事の雑用をこなす亜留姫を見て発奮した兼守は祖父に直接会って正室候補の選び直しを申し出る。

しかしそれも祖父の掌の上
自分で正室候補を選んだため、後継者を作るために本家に呼ばれたことに対して被害者面を許さないとの祖父の言を伝え聞く

正室候補として選ばれた亜留姫と候補選出妨害を企んだ牡丹を抑えるのに手を貸した桔梗の2人は兼守との距離を縮める

そして去ったはずの牡丹は兼守の籠絡失敗せいか寮に送り返されてきたところで終了

ここで終わるのか続くのかわからん・・・ 前の巻も二巻がでるようなでないような終わりかただったけど 売り上げ次第で続刊できるような終わり方








nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。