妹が魔女で困ってます。 [あ]
著/星家なこ イラスト/なちゅらるとん
妹萌のハーレムタイプのラノベ
舞台は現在 半世紀に発見された魔石をそれによる魔法を行使できるようになった世界
既存の兵器の存在を魔法は覆し、何故か魔法を使えるのは女性だけであり 魔女と呼ばれた魔法が使える存在を各国は兵器として育成していたが あまりに非人道的な手段に学校として育成するようになった時代
魔女に関わる仕事をしてる政府の人間を父に持つ主人公:御堂未来(みき)には2人の妹がいる
普段ツンケンしているが甘えん坊の御堂永遠(とわ)、御堂家の養子で嫉妬深い影村純
2人の妹は魔女の資格を持つため魔女を育成する孤島、国防魔術学園へ進学
未来は1人で高校生活を送るはずが 誰からのものか不明の助けを求める手紙が届いたことで
シスコンの兄は男でありながら魔法を使えるイレギュラーな存在として国防魔術学園に編入することに
職員含め女性しかいない環境に男は主人公1人だけで暮らすことになる
1巻では魔術学園に編入に際して父よりつけられたサポート:神宮院貴美子、何故か主人公を兄と呼ぶ魔術学園実力者:五帝の1人 白天院瑠璃が登場
学園と敵対していた兵器として魔女育成を行っていた神薙研究所との対立の事情とそれに巻き込まれて家族を失った瑠璃と研究所から保護されたが切れてはなかった純による学園の存在を揺るがそうとする事件が描かれている。
主人公の力は魔女喰い(ウィッチイーター)と呼ばれる相手の魔力の吸収と吸収した魔力を魔法として使えること ただし無敵というわけでもなく、一巻では瑠璃の魔力の大きさに吸収容量がバーストした
2巻では1巻のあと学園を去り御堂家に戻った純はいなくなり、未来も学園を去るはずだったが家が父のせいで全焼してしまい住むところがなくなった関係でそのまま居残り。
国防を担う魔女育成の学園に潜入したスパイを巡る話となっている スパイの鳴海リナ その二つ名の毒の魔女と呼ばれる能力にあっさり屈した未来だが1巻同様わずかな手掛かりから相手の力の本質を見抜いて勝利する 父からつけられた破天荒なサポーター:神宮院貴美子が五帝の中でもトップの究極帝であることが判明
3巻
この間発売していたのだが多分これで最終巻
神薙研究所の代表の娘 神凪久遠(くおん)が学園に乗り込んでくる 未来の力を参考に作られた魔法の吸収と魔石への魔力充填、それによる他を圧倒する魔女の誕生を目指して学園の魔女の力を吸収していく
神宮院貴美子も含む五帝は既に倒れ、学園生徒会長により未来に打倒の命令が下るが?
ってな感じ やっぱり御堂永遠(とわ)は未来と血のつながりがなかったりとかが判明してはいますが・・・
結局 五帝とかの設定はうまく生かされず、それなら生徒会をもう少し早めに登場させるなり動かし方があったんじゃないかなとも思います。そういうもんだとはいえ何故女性しか魔法が扱えないとかに言及して欲しかったところ
ISの設定ととあるの主人公の設定を混ぜたような感じ 二番煎じや類似ネタが悪いとまではいわないが盛り上がりに欠けてる感じかな
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ [あ]
MF文庫 著/鈴木大輔 イラスト/閏月戈(うるう げっか)
作品の詳細はWiki:お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 参照
タイトル名で敬遠していたがアニメを見た際に何でいきなり同居して主人公に好意持ってんのかさっぱりだったので経緯に興味が出たので読んでみた
内容は両親の死から(飛行機事故なので死体が発見されたわけではないが絶望死) 主人公の姫小路秋人と
姫小路秋子は互いに仲が悪い良家に引き取られ会うことなく、検閲されたわずかな回数の手紙をやり取りするだけで6年間を過ごししてた
しかし秋人は強引に両家から出て妹と一緒に暮らし始め 生活の場も京都から妹が通っている私立聖リリアナ学園へ移ってくる
生活費を稼ぐため新藤光一郎という活動名で作家をしており、その一芸をもって聖リリアナ学園へも通うことができている。
会えない期間が長かったせいなのか生来の性癖なのかブラコンを拗らせて成長していた秋子と共に廃寮寸前だった学園寮で暮らし始めた秋人
そこに学園の生徒会の生徒会長の二階堂嵐、同じく副会長の那須原アナスタシア、秋人を追って京都から転校してきた猿渡銀兵衛春臣が加わり 男1人女4人(後に5人)の寮生活をすることになる
寮への同居の動機になった各人の秋人への好意については後になってから語られている
今のところ(8巻現在)作中時間もそれほど進んでおらず 高校二年の春から始まったがまだ夏休み程度
姫小路家は財産はともかく家格が高かったこともあって親類の鷹ノ宮、有栖川に引き取られたがその両家にどういう目論見があったのかは未だ登場していないため不明 寮の管理人とて登場した鷹ノ宮ありすは子供だし
1巻 3/25-4/7
妹の秋子との再会 同居することになってブラコンぶりの描写が主 生活必需品の買い出しで那須原アナスタシアと出会いかみ合わない会話の後 次の再会の挨拶をして別れる
春休み中に生徒会長の二階堂嵐が寮を訪問 初対面で自分の男にならないかと言ってくるがその言葉の裏には秋人を正確に人物評したり、2人を引き取っていた両家とも面識があったり、秋人と秋子の関係について何か知っているかのような言い方で秋人からは要注意人物とされる
新学期を迎え学校で嵐、アナスタシア、秋子と顔をそろえたところで秋人はアナスタシアから告白される
そこに現れたのは作中 幾度か電話で近況報告をしていた猿渡銀兵衛春臣(ここで挿絵で性別判明)
秋人が内緒で京都を去ったことに対抗して内緒で学園に転校してきた銀兵衛も加わり、秋人の学園生活はにぎやかになりそうだということと秋子とは二卵性の双子ではなく単なる赤の他人であることがモノローグで語られたところでおしまい
2巻 4/8-4/13
秋人と4人のヒロインの交流と秋子以外のヒロイン3人の性格などの掘り下げ
秋子を除く3人は秋人のシスコンぶりについて意見の一致を見る ブラコンの妹とシスコンの兄のくっつき過ぎを打開するため寮での共同生活者として乗り込んでくることに
3巻 4/12-4/14
3人の寮への引っ越し 共同生活するにあたっての役割分担 互いの呼び方の決定など
寮則により秋人と秋子は別の部屋で暮らすことになり、秋人は在った頃の家族を回想 子供の頃に既に妹の秋子と血がつながっていないことに気付き両親に相談していたことが明かされる
入寮後 朝稽古を終えた嵐との会話で姫小路家や他の家についてちょこっと出てきたあと姫小路兄妹は血がつながっていないことをあっさり聞かれる(知っている)ところで終了
入寮の準備引っ越しなどがメインのため当然経過時間も少ない
4巻 4/14-5/14
嵐が姫小路兄妹について知っていたのは秋人が嵐の弟だったためと判明 (実の弟でなく血縁は従姉弟にあたる) それと家の揉め事や秋人の婚約者の存在についても触れてくる
学校生活での各ヒロインとの交流が描かれた後、秋人の作家活動の担当:神野薫子が寮にやってくる
薫子はブラコン、シスコンの兄妹のバカップルぶりを目撃することに
風邪をきっかけに過労による貧血も重なり倒れた秋人に対するヒロイン達の看病アピールエピソード
その後 秋人の負担を減らすためにやってきた寮の管理人は秋人の婚約者で12歳の少女 鷹ノ宮ありすだった
5巻 5/15-7/12
ありすの婚約者発言はあってもその年齢から対して気にしていない3人はありすの高い能力と容姿に好意的
一方 秋子は婚約者として以外にも自分の妹としての立場にも危うさを感じて打ち解けるのに時間がかかる
その後 寮の管理人となったありさは寮生たちの普段の様子を知っておくほうがいいとその様子を秋人に訪ねてくる それを調査するためヒロインたちの学校生活を調べるエピソード
幽霊騒動の後 全員で秋人の部屋で寝ることになるのだが翌朝 なぜかありさが裸で秋人に抱きついて寝ていたことに全員の目が向けられたところで終了
6巻 短編集
姫小路兄妹の日常(しりとりとか)や秋人がいない間にその人物評をするヒロインの面々など
視力があまり良くないのに頑なにかけようとしない秋子に端を発し眼鏡コンテストをすることになったヒロイン達 その途中 秋人から眼鏡をプレゼントされた秋子のあまりにデレっぷりに毒気を抜かれた面々だが優勝は秋人の独断で銀兵衛となり、 商品として後日秋人とデートをすることに
あとはアナスタシアの視点で秋人と出会う前からのことが語られる
7巻 7/13-7/29
5巻末でありさが裸で秋人に抱きついていたことから寮内がギクシャクしている状態が続く 嵐がありさと同じことをすることを提案しヒロイン達は了承 秋人はその権利を行使できる期限は夏休みの間だけと条件を飲ませることにして問題を先送り
夏休みに入り 秋人はヒロイン達に誘われるまま執筆業と学生業で多忙な中 学園教師の冴木の実家が開く海の家にアルバイトとして住み込むことに
繁盛する海の家に色々問題があるヒロイン達の監視もあり 疲労困憊ではあるが夜間に執筆する秋人
周りの女性たちをモデルに執筆をしてる間 それぞれのヒロインたちが目を覚まし秋人の執筆内容を確認
ここで秋子は秋人がお金を稼いでるのは作家として活動していることを知る
8巻
眼鏡コンテストでの優勝賞品として秋人とデートすることになった銀兵衛とそれを見守る4人
デートに至る前の準備から当日、その後の反省会が2/3ほど
残りも銀兵衛と秋人の過去と学園での再会の直前の様子が描かれているのでこの巻は銀兵衛メインとなっている
落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国 [あ]
落ちてきた龍王〈ナーガ〉と滅びゆく魔女の国: 1 (MF文庫J)
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/07/23
- メディア: Kindle版
著/舞阪洸 イラスト/よう太 既刊分の2巻まで既読
よう太氏のブログ なぎほん
今は1巻だけがamazonでkindle版も買えるようだ
先日最新の2巻が発売していたので1巻と一緒に読んでみた
正直表紙のアダルトPCゲームの原画みたいな半裸のねーちゃんたちのイラスト目当てで読んでみた
感想はとして漫画家が同じジャンル物ばかり書く人がいるがラノベも同じなんだなあと・
これまで舞阪洸氏のラノベは火魅子伝と乱☆恋を読んでるけど、パターンはそれらと同じで美少女が一杯登場することと戦争の戦術描写を絡めたもの
相変わらず主人公は軍略に長けたタイプだが今回の主人公は剣術もあり、しかし仲間が魔法使いとうこともありあまり腕っぷしでは活躍するところは少ない
ところが美少女ヒロイン複数登場のハーレムものでラブコメっぽい要素を詰め込んでおきながら戦いの描写が多くなってるせいでアンバランスなどっちつかずの作品という印象が強い
戦いの描写に紙面が割かれるため物語の進行は遅く感じる
人が治める小国が多数立ち並び、人でありながら魔法と使えるため魔女として追われた者たちとが隔てられて暮らす世界
魔法が使えるのは女だけでしかも子供を産むと能力が失われるため魔女の数は少なく、更に魔女たちは氏族で暮らし、連携は取っていない
人と比べて魔法の分 個々では強い魔女たちだが人の人口の増加に伴い 負けはしないがどんどんその住処を魔女の森と言われる黒い森に追いやられ緩やかに滅亡していく現状 それがタイトルの「滅びゆく魔女の国」
そこにある最も人間勢力に近いハリガン氏族の湯殿に別世界の湖より落ちてきたのが主人公
記憶を失った主人公が自身の名前の一部だった気がするといった言葉が「ナガ」 だったことからナーガが意味する龍王と呼ばれることに
1巻ではハリガンの元に落ちてきたナーガがハリガン一族のハリガン、レラ、ユウキ、アイス、ノノエル、ケイ、セレナらと出会い、ナーガとしては一宿一飯の借りを返すために、ハリガンとしては別世界の人物がもたらす知識や力で現状を打破できるかもという期待の元でナーガを保護
そこにもっとも近い人間世界の国:カサンドラ王国からの先遣隊と戦い、勝利を得るところまで
2巻ではハリガン一族の戦える人数18人とナーガを含めて19人で本格的に進攻してきたカサンドラ王国2000人と戦う展開
人間勢力と魔女の森を隔てる川を使った水をせき止めて身体強力魔法のアイスによる解放で起こる水攻め、ハリガンの使う木偶人形を使った油断を誘っての弓攻撃、風魔法を使うユウキの移動と偵察、ノノエルの水魔法での水槍での攻撃など魔女たちの各魔法を聞いたナーガが立てた作戦でカサンドラ軍を敗走させる
しかしこれは追いつめられた魔女が現状維持するだけのものでその望みを叶えるために外に討って出る必要性を説くナーガは他の魔女一族への会談の繋ぎをハリガンに申し出るところで終了
2巻にてカサンドラ軍との戦闘時に「織田三郎信長」と名乗ったことで魔女たちには「ノーブルナーガ(聖龍王」と勘違いされる
1巻冒頭で魔女をまとめるどころか更に数多い小国をもまとめて統一することを目標としていたのだが そんな先までは描かれるのかどうか・
二巻のあとがきで1巻が売れたので3巻で終了することは無くなったが~とあったが最初からエンディングが決まってるとあったので乱☆恋みたいに最後に端折って終わりそうな予感がするナ
火魅子伝にいたっては炎戦記も含めて20巻あっても完結出来なかったし・
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件 [あ]
一迅社文庫刊 著/七月隆文 イラスト/閏月戈(うるう げっか)
タイトルがヒドイのが目に付く一迅社文庫からのラノベの一つ
先日 4巻が発売されてたみたいだが近所の古本屋で¥105で売ってた3巻まで既読
今のとこWikiには記事は上がってるけど登場人物の名前だけ
Wiki:俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件
コミカライズもされてるしドラマCDがでるみたいなんでそこそこ人気はあるらしい?
高校生の主人公:神楽坂公人(かぐらざか きみひと)は学校内で突然 屈強な黒服のニイちゃんの大群とメイドに拉致され、ある女学院に連れてこられる
清華院女学院と説明されたその学校は良家の子女が通い、教職員も女性に限定され、しかも山に囲まれて外界に切り離された場所な上に保護者たちの力によりその場所は地図にも記載されていないほど
そこに通う子女たちはネットどころかTVも見た事がなく携帯も所持しておらず、「庶民の生活」という名の一般常識を知らないものばかり
そんなところに何故 主人公が無理やり連れてこられたかというと卒業生がそれまでの生活と卒業後の実生活の庶民の生活のギャップからのショックで引きこもりを多数出してしまったため(主にネトゲでの引きこもりらしい)
そこで庶民文化に在学時から慣れさせる目的で庶民サンプルとして知力、体力が平均な上に女学院の生徒たちに手を出さないよう女性よりマッチョに興味がある公人が選定された次第
それゆえ普通に女性が好きであるとばれるとナニを切除される事態になっている
なおマッチョに興味があるとしたのは学院のメイド長で公人のメイドも兼ねる九条の独断の判断のようで、九条自身は公人がノーマルなことも太ももフェチであることもわかった上で行動してる模様
ジャンルとしては学園舞台のハーレムコメディ
以下のヒロインたちと共に庶民部としてダラダラ活動したり TVや携帯に触れてこなかったことから芸人のギャグや学園内だけで使用できる携帯を配布したりと庶民文化を伝道したり 常軌を逸した学校行事の庶民体験行動に参加したりしてます
天空橋愛佳
:航空関連の会社の経営者を親に持つようだが詳しくは不明 クラスでぼっちの状況を打開するために公人を巻き込んで庶民部を作ることになる
実際はナニをするでもなく公人の部屋で過ごしてるだけであることが多い
昔はお嬢様然としたしゃべり方をしていたが過去の出来事で砕けたしゃべり方をするようになっており、そのことに公人は関わってることを思い出して確認するも公人本人は覚えておらず関係を否定
思ってることを口に出してしまう性格な上に純粋なのかよく公人に騙される
有栖川麗子
:クラス委員長も務める他人からの信頼も篤いお嬢様 割と直球で公人に好意を寄せているがこういうジャンルのお約束で公人は気づいていない
喧嘩どころか妬み嫉みすらしらない純粋培養だったが公人をめぐって愛佳と喧嘩をした後 友人関係に
3巻では見合いをすることになるが公人がやった妨害が麗子と婚約をすることに・・・
どうなったかは4巻読んでないんでしりませんが
神領可憐
:お嬢様の割に真剣を振り回している困った娘 安産型の下半身がしっかりした体型にコンプレックスがあるようだが太ももフェチの主人公によりホットパンツを勧められる
剣以外の特技として裁縫のアピール中も主人公に勧められたホットパンツに着替えたりとか割と健気
汐留白亜
:中等部の14歳だが見た目は10歳くらいで感情や表情に乏しい
天才でいくつもの特許を持つ上に学院内にラボを持つ 曜日毎に決まった食べ物を摂るが公人と関わるようになってからは公人が勧めるものや作ったものは口にするようになる
閃きがあるとところ構わずマジックで数式を書き出すため、その内容を専属メイドがデジカメで撮影している
なおその際にはなぜか服を脱ぎだし全裸になってしまう癖がある
専属メイドや研究をサポートするメイドたちも女性ばかりであるため 公人と出会ってから閃きが増えたことに対し2人の仲が話題になっている 専属メイドの崎守さんはちょっとダメな人
九条みゆき
:学院のメイドを束ねるメイド長 公人の専属メイドも兼ねているがその接し方はメイドとしてのものではない
九条家はメイドに傅かれる立場の家なのだが何故メイドをしているのかは回りに疑問に思われている
不機嫌な表情で公人を起こしているがその前にナニをしていたのかは2巻末で明かされている
庶民サンプルとして公人以外の候補者に決まりそうだったのを鶴の一声で変更したことといい、愛佳が覚えてる過去の事件に関わっているのかもしれない
花江恵理
:転校前の公人のクラスメイト 現役女子高生の人気声優だが中身は黒い
愛佳のいう昔の事件を知ってる模様
目次を見ると1巻ごとに26話構成となってるが 話として区切るほどのもんではありません
ほかの一迅社文庫もそうだが感情表現を文章でなく文字のフォントの大きさで表現するのは勘弁して欲しい
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している [あ]
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している (角川スニーカー文庫)
- 作者: 春日部 タケル
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/01/31
- メディア: 文庫
角川スニーカー文庫 著/春日部タケル イラスト/ユキヲ
Wiki:俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔しているの画像を探す
主人公の甘草奏は容姿は悪くないのにその奇行のせいで 恋愛対象にならない「お断り5」に数えられている
しかし本人がしたくて奇行をしているのではなく、頭に浮かぶ選択肢(どっちを選んでも奇行)を選ばされる呪いを受けているため
ちなみに頭に浮かんだ選択肢を無視した場合は耐え難い頭痛が起き、痛みが選択の強制力となっっている
その選択肢は登校中 道に落ちてるエロ本に対して
1、顔に押し付けて臭いを嗅ぐ
2、食べる
などいうキッツいもの 周りに人がいようがいまいが関係なく選択肢がでて迫られるためにすっかり残念な人と認識されている
たまたま担任の教師:道楽 宴が過去に奏と同じ選択を強制させられるを呪いを受けていたため奇行に関しての処分をフォローしてもらい、かつ全校での中で選出されるお断り5のうち他の2人 遊王子謳歌、雪平ふらのと同じクラスにいるため残念な行動や言動にツッコミを入れながら高校生活を送っていた
そんな中 いつものように唐突に選択肢によって天から降ってきた少女:ショコラ 及び実在していた神と(奏で曰くチャラ神)からの連絡で自らに課された解くミッションをこなしていくことになる
1巻では同じお断り5に数えられる雪平ふらのを心から笑わせること、学内表のランキング三位の柔風小凪のパンツを着衣された状態で目撃することの二つがミッションとして課される
偶然ババナの皮で滑ることでクリア、小凪は親衛隊の存在もあり絶対選択肢による行動を取るたびに殴られるが小凪にプレゼントされたパンツを遊王子が穿いていたころから遊王子パンチラによりクリア
ちなみにその出来事により遊王子はパンツを見られる羞恥を知ることになる
ショコラが神の差し金で学業補助ペットとして転校してきたこととこれまでとは違いどっちにしても美味しい選択肢がでたことで1巻は終了
2巻
まず1巻末で迫られた選択肢 「表のランキング4人全員から告白される」が女性のランキングでなく男性のランキング生徒からだったオチがつく
過去の選択肢の経験から傾向から告白してきた生徒はそのことを忘却してしまうことも含め、慣れている奏では予測済み
その後 生徒会より新一年生の歓迎会の余興として表のランキングとお断り5の対抗戦が行われるため その参加者として奏、ふらの、謳歌の3人が選ばれたことが伝えられる
もう一人のお断り5からの参加者:夢島カラスと助っ人として奏のかつての知り合い 箱庭ゆらぎ(妹扱い あるいは妹ポジションでいることをアイデンティティとしてるこれまた残念な人物)を加えて対抗戦に挑むことに・
対抗戦に参加する女子全員から好きと言われるミッションを同時にこなしつつ、相変わらずイタい選択肢で奇行を行いながらも対抗戦を迎える
しかしその参加者で表のランキングの女子一位、生徒会長でもある黒白院会長はどうやら奏に課された呪いについてやショコラが人間でないことも知っている様子
対抗戦に負ければ新しい呪いを受けてもらうと言われた奏だがモブキャラの夢島カラスの代りにショコラがはいったこともあり、辛うじて対抗戦は勝利を収めるも黒白院会長のたくらみと絶対選択肢で大混乱となる
週明けの月曜日 嫉妬心に駆られた男子生徒からリンチを受ける奏
対してふらのも謳歌もショコラも様子がおかしい
そこにやってきた黒白院会長は奏に対して「人を好きになったことがあるか?」と問うてくる 更に呪いは「あなたみたいな人間に課されるもの」だと告げる
その意味が分からずもやもやしたまま教室に戻ったところ 頭に浮かんだのは初の3択
1、ショコラに抱きつく
2、雪平ふらのに抱きつく
3、遊王子謳歌に抱きつく
クラスメイトが見守る中 奏の選択は?
で2巻終わり
途中 章の幕間にある「可能性の話」として絶対選択肢による行動でのちにどうなったか?のショートストーリーが挿入されています
2巻の選択肢からヒロインは3人ですでに終わりが見えてきているような・ 次で終わりかな?
乙女ゲーの攻略対象になりました・・・。 [あ]
著/秋目 人 イラスト/森沢晴行
森沢晴行氏のブログ
一巻のカラー口絵みてアニメのセルみたいな感じだなと思っていたら この方 輪廻のラグランジェのキャラデザイン(原案)担当者らしい
今月の電撃文庫でなーんにも読むものがなかったので今月2巻が刊行された本作を読んでみた
内容はタイトルの通り 女性が主人公となり男性を落とす乙女ゲー(ギャルゲーの反対)の攻略対象となったフツメンの一般生徒が主人公
ただし 攻略すると高確率で死亡するのが問題 自らの命を繋ぐため自分の攻略ルートに入らないよう悪戦苦闘する話となる
主人公は大翼学園2年生の男子生徒:武尊湊(ほたか みなと)
声フェチである以外は成績も低迷気味で顔も普通 愛猫リンリンを溺愛しながら優秀な姉:透子に愚弟と呼ばれる日常生活を送っていたがGWに夢を見るようになる
そこでは武尊湊が生活する世界のように様々な色の髪をした人は存在せず、黒髪が一般的で瞳の色も黒 そこでは愛犬:ポン太がおり妹がポータブルゲームで乙女ゲーをしつつそのプレイ内容を雑談で話してくる
その話の中で乙女ゲーの難関攻略キャラが同じ湊という名前であることとゲームがフォーチュン・クラウンであること、湊を攻略するルートに入るのがやたらと難しい上に専用ルートに入ると些細なことで死にまくることを聞かされる
それら夢で見た日下部湊としての17年と今生活してる世界との間に違和感を感じていたが ある日通学している大翼学園の理事室に呼び出された湊は学校行事・幸運の冠の冠を選ぶための騎士に理事長推薦枠で選ばれ、その風景が夢の中でみた乙女ゲーのフォーチュン・クラウンの風景であることから自分のいる世界が乙女ゲーの世界であると推測する
理事長の推薦は姉である透子との遺恨による意趣返しであると判明するが入学時に辞退できないことも説明されているため イケメン、スペック高い他の騎士に交じり女生徒からの不満や普通代表としての応援などを受けながらイヤイヤ騎士を引き受けることに
死にたくない湊はやりたくもない乙女ゲーをプレイして嫌われる行動を勉強使用とするも女性視点のゲームの選択肢の正解が出せず悩んでいたところ 同好の士と勘違いされた冠候補の桜 実琴と接点を持つことなる
さらにゲームではプレイヤーキャラである冠候補:宮河乙女からは誘いを受けるが好感度を下げるためひたすら無視
姉の透子にあこがれる冠候補:高埜倉レイアには透子に近づく目的で付き合ってるフリをさせられるし(姉にはバレバレだが)、声フェチにとってドストライクの法条紗綾には必要以上には近づけない(誰かとフラグを立てると死ぬ恐れがあるため)
攻略される(落とされる)と死亡するシナリオを回避するため 桜との乙女ゲー談義で知った攻略される個別ルートに入らず共通シナリオ部分だけで終わるノーマルエンドを目指して行動する湊
途中 冠候補の一人 法条紗綾の誘拐事件に遭遇し一緒に行動することになった宮河乙女より自分には選択肢が見えること、その選択権はないこと、湊に関する選択肢は文字が化けているバグが出ていることを明かされここが宮河乙女 主人公のゲームの世界であることに確信を持つ
行事にて騎士の投票で選出された幸運の冠は宮河乙女
ノーマルエンドの証しである授与される冠の色が銀であったことから 湊は自分の攻略ルートに入らず生存大確定と喜ぶがなぜか宮河乙女からダンスの相手と選ばれたのは武尊湊、更にダンスのあとの壇上で告白されてしまい バグのせいか攻略ルートに乗ってしまったところで一巻終了
2巻では 理事長推薦で騎士となった湊に一般生徒から不満の声が上がり アンケート5位の清水光一との騎士試験が催される
理事長が考えていた騎士試験は3回戦で行なうものだったが騎士のままでいると攻略ルートに乗っており命の危機に見舞われると思った湊は1回戦のみでの試験を了承させわざと負けることで騎士から降りる
しかしゲームの攻略ヒントが示される大翼学園の裏購買部で販売されている「だいよく」の占いコーナーにより、負ける事でプレイヤーに慰められるイベントが生じることが分かったため 今度は騎士として復帰するための試験を受けることに・
他にも乙女ゲー及びだいよくの購入資金としてバイトをすることになるがバイト先の梅田酒店で騎士の一人:津久見日向の妹と交流したり、1巻で助けた法条紗綾の妹 柚子の招きで法条家を訪れたりと結局イベントをこなしている
一般生徒からのやっかみなどが下駄箱への手紙として伝えられるのだが中には裏購買部からの騎士カードの売り上げの愚痴や騎士プなる人物と手紙で交流したりと騎士に選ばれてから不遇の毎日
2巻で騎士に復活となるも新たに発行された「だいよく4.5」で湊のルートが未だ閉ざされていないことを知るところで終了
冠候補への投票が終わったあと騎士の意味はないんじゃないの?とか隠しキャラ要素として存在する湊ならプレイヤーキャラである宮河乙女以外には落とされないんじゃないの?って感じがするけど話を続けるためには仕方がないのか
2巻での死亡しそうな原因である「メロンの皮で転倒」は高埜倉レイアとのイベントだし「枝切りばさみが飛んでくる」のは法条紗綾とのイベントのようだけどプレイヤーキャラ以外との攻略対象のイベントって普通 共通ルートの話だよなあ
宮河乙女が主人公の世界で湊の攻略ルートに乗っていても攻略対象がほかのキャラとイベント起こすのはエンド向かうためのシナリオの一波乱と考えたらそれほど不思議ではないか
次も読むかどうかは微妙 それほど長くは続かないっぽい
大翼学園にて二年に1回行なわれる行事 「幸運の冠」の候補 (本作としてはヒロイン)
宮河乙女:1年生 選択肢が見えるが湊に関するものだけはバグで文字化けしていた フォーチュン・クラウンという乙女ゲーの主人公 選択肢が見えるが自分では選択できない あんまり心情描写がされてないのでイマイチ素の性格がよくわからん
桜実琴:1年生 乙女ゲープレイヤー 親の再婚により桜姓となったのと義理の兄が出来たが3次元のイケメンを嫌悪しており避けている イケメンにカテゴライズされない主人公とは普通に話せる
法条紗綾:2年生 声フェチの主人公曰くレベル5 天然?主人公の言われるまま聖書をそらんじたり、般若心経を読経する 妹の要請もあり主人公を自宅へ招く
高埜倉レイア:2年生 生徒会副会長で動物好き 法条紗綾をライバル視
霧島章良:2年生 生徒会長 メガネをかけたイケメン優等生だが出番は少ない ゲームのフォーチュン・クラウンではもっとも宮河乙女とくっつきやすい設定らしい 日下部湊の妹曰くメガネ
桜啓輔:2年生 再婚により実琴と兄妹となったさわやかな外面だが妹へは偏愛 日下部湊の妹曰く電波ヤンデレ
笠城志真:あんまり出番無し 法条紗綾と昔から面識有り 日下部湊の妹曰くヒッキー 今のところ湊と絡んでいないこともあり詳細は判明していない
津久見日向:1年生 男から津久見きゅんと呼ばれる 双子に日景という妹がおり湊のバイト先の酒屋の先輩 湊はバイト先の日景を日向だと思っていた
大奥のサクラ [あ]
大奥のサクラ 現代大奥女学院まるいちっ! (角川スニーカー文庫)
- 作者: 日日日
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/08/31
- メディア: 文庫
角川スニーカー文庫刊
著/日日日 イラスト/みやま零
Wiki:大奥のサクラに記事はあるが今のところ登場人物の名前だけが書き出されてる程度
大奥のサクラの画像を探す
昨日ファンタジア文庫を買いにいったら売ってなかったので腹いせに買ってみた
今とは歴史が異なる世界
400年前に豊臣家が戦で勝利し、その勝因となった爆弾により日本に覆われた雲で海外との連絡手段がなくなり 更に豊臣家による幕府、将軍による統治が続いている太平の世の中で今だ戦国の様相を呈する大奥を舞台にしたストーリー
現将軍の息子:豊臣 秀影は将軍の意向により 幕府の不正を暴く(検察に当たるみたいなもん)組織で「鴉」として面をかぶり昼行灯として働く身
同僚の阿呆鳥より大奥のよからぬ噂の検証のため潜入操作に赴くことに
将軍のハーレムである大奥は単なる女の園でなく、各大名の姫が殺し合いの戦いをし、その戦いや日常をガラスごしにパトロンや賭けごととして参加する有力者や金持ちたちに観賞される狂った場所
そこで行われた試合で見たのは秀影が3年前に失ったと思っていたさくらが大奥序列20位として戦う姿
糸を埋め込まれて正体を名乗れないまま鴉としてさくらに接する秀影だが 妹:黒姫の策略でさくらから疎まれることに
序列10位 女王蜂との戦いの最中 とりみだす兄の姿を見て黒姫は糸による支配を解除を指示
何とか四肢の稼働限界までに女王蜂を退けたさくらだがは内臓から阿呆鳥こと水に操られていていた
さくらは秀影との再会後も大奥に身を置いている(再会したところで将軍でもない秀影は大奥を解散することもできないし)
2巻
イラストや大奥が舞台ってイメージからするといわゆるハーレム物の恋の鞘当ストーリーに思えるがヒロインはさくら一人 で始めから両思いの状態なのであとは障害となる大奥の序列上位との戦いがメインと話となっていくのか?
父親はすでに序列一位(正室)に脳みそぐちゃぐちゃで操られている状態
大奥という舞台の設定が過去に使われた爆弾で現れたミュータント(特殊能力者)や将軍の寵愛を受けることで自国の利益を得るために送り込まれた姫たちの殺し合い、見世物や賭け事にされてることから結構重い
そんなところが日常世界の大奥にいるわりに さくらは誤解が解けた秀影とあまあまな関係だったり 銀狼の姿に萌えていたりするのだが・
現実では武士の出身ではない豊臣は征夷大将軍にはなれないので幕府は開けなかったのだがこの世界では開いていたようだ
400年前に起こった戦いで爆弾が使用された割には作中世界は牛車も長屋もある その横で鉄筋コンクリートの建物も携帯電話も存在する(一般化されていないが)世界
豊臣秀影
:現将軍の息子だが庶子 3年前 諸国視察中に立ち寄った地方の国で出会ったさくらと恋仲となる
3年前にさくらへの告白で「肉奴隷となって欲しい」と素で告白するイタい子だった
父親である現将軍に「愛することや愛したものも失うことも知っておけ」という以降のもと大奥の上位序列者に切り取られたさくらの四肢を見せられ 以後さくらは死んだものと思っていた 今は鴉として働いており 阿呆鳥の脱落後も大奥で捜査中
さくら
:地方の小大名の姫 大奥序列20位
地方巡礼で回っていた秀影と知り合い恋人になるも将軍の秀影に対する教育として故郷は滅ぼされ四肢を切断される
姫として特殊能力:植物を操る力で死は免れたが失った四肢は現在義肢
戦うには思い通りに動かせる稼働限界の時間制限がある
滅ぼされた領民の遺体から作った4本の効果が異なる刀を使って戦う
阿呆鳥
:鴉の同僚にしてその正体は大奥の一員 女王蜂を操り序列をあげた特権で大奥外で活動していた 将軍の息子が預けられると知り秀影に近づいた
さくらとの戦い後 秀影に恩赦として大奥追放 後自由となった
銀狼
:能力者として父母に捨てられ狼と暮らした後 金獅子に娘として育てられた さくらが所属する銀狼長屋の主 見た目は子供
女王蜂
:体は一般人と同じバランスだがその大きさは2-3倍もある序列10位の大女 元は温厚だったが阿呆鳥にのっとられて豹変
水蛇
:銀狼長屋の治療担当 序列は2000くらいをいったりきたり
阿呆鳥と姉妹で同系統の能力者
黒姫
:秀影の腹違いの妹 大奥に預けられているため序列争いにも参加 腐死蝶として現在3位
正室の子だが父親はゆがんでるし母親は大奥の序列一位で将軍を操ってるような毒婦 そのため愛情に飢えているのかだらしない兄を補佐するという依存状態
一巻末で母により序列三位にあげられ、序列の義務により操られた将軍:父親と関係と関係を結ばされそうになる
俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!? [あ]
俺がヒロインを助け過ぎて世界がリトル黙示録!? (HJ文庫)
- 作者: なめこ印
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2011/06/01
- メディア: 文庫
HJ文庫 著/なめこ印 イラスト/和狸(わたぬき)ナオ
タイトルは「黙示録」とかいて「アポカリプス」と読ませている
マイナーレーベルでさらに話題作でもなかったので一昨日 新刊の2巻を見かけるまでまったくノーマークだった
しかしながら話題作でないというのは正しくないのかな?
もうすでにWiki:俺がヒロインを助けすぎて~で記事が上がってる
それに購入した1巻の奥付見ると初刷が6/1で2刷が6/13
すぐに重版かかったってことだしな
それによるとHJのWebコミック ダンガンでコミカライズが予定されているらしい
主人公は高校一年生 波乱(なみだれ)烈火
16歳の誕生日に父親から16歳から大人になるまで「失われた主人公の変わりに その物語に巻き込まれる体質」であることを明かされる
当然信じてなかった烈火だが翌日の高校入学式中に 未来から現れたアールにより
未来にて 烈火が関わった物語のヒロインたちが烈火を巡って全ての戦争(オールオブウォー)が始まること、
アールはそれを回避するためにヒロインの誰かと烈火をくっつけることが目的と告げられる
その帰宅直後から現代の魔法使いの物語、宇宙人の政略結婚の物語、異世界の魔王と倒す物語の3つの物語に同時進行で巻き込まれることに・
ってな感じでラノベの複数の題材を一つの作品に入れ込んだストーリー
そもそも物語の端役として巻き込まれるのではなく、主人公として巻き込まれるので出会うヒロインに惚れられるのは前提といっていい
通常のハーレムタイプのラノベならヒロインが増えても1巻に1人とか徐々に増えてくるもんだけど これは直球に惚れてくるヒロインが一気に3人
現状でヒロインの数は他のハーレムラノベに比べて特に多いということはないが なんせストーリーである「主人公が関わる物語」の分 そのヒロインが毎回増えることとなる
そのため続刊していくとヒロインが増えすぎて収拾付かなくなるのでてっきり1巻での登場ヒロインはそこで仕切りなおしになるのかと思っていたら 2巻でもそのまま1巻のヒロインで続けてたね
作中で主人公も思ってたけど 戦争という重要な出来事を回避するのにアールとくいう人口生命体一体だけ送ってきたことは現状では謎
まぁ オールオブウォーが殺し合いのような「凄惨な戦争」なのかがそもそも怪しいところ・
とどのつまりは惚れた男を巡っての痴話喧嘩だから比喩としての「戦争」ってこともある 第一、恋敵を殺すことはあっても無関係の人間を殺す必要ないから戦争にはなりえないような・・・
誰とも引っ付かないから戦争が起こったのならじゃずっと独身だったのか?
そう遠くない未来で人工生命体をつくれるほど科学力が進むのかって感じもするしね
(地球が舞台でない物語もあるのでその技術力ってこともありかもしれんが)
先に買ったサウザンド・イージスがまだ積んだままなのに対してこっちをすぐに読んだのはイラストレーターの違いです
1巻で巻き込まれる物語
森羅の大魔法を狙うメサイヤからヒロイン:大友皐月(高1)を守る
政略結婚から逃げてきたヒロイン:イリス・フェネタス・サイファーコール(高1年齢に相当)を求婚相手から救う
異世界の魔王を倒すため召喚主のヒロイン:ハリッサ・ホウプ(13)を助ける
多分未来からきた人工生命体アールも物語のヒロインじゃないだろうか?
アカシックレコードといえば普通 過去現在未来すべての事象にアクセスできるってふれこみが多いが
皐月が主人公との将来があるかどうか自分でアクセスすれば分かると思うんでこの作品では現在から過去にいたることしかわからないのかな?
2巻で巻き込まれる物語
傾いたヒロイン:望家みつき(高1)の実家の大衆食堂を立て直す物語
背神の怪物を封じた扉の封印が弱まっていることをヒロインの地底人:テトラ・メトラ・レトラを助ける物語
だまされて背神の怪物たるバハムートに封じられたリヴァイアサンを助け出してバハムートを倒す物語
これからも1巻につき3つの物語を絡めるのかは不明
2巻の最後で新キャラに求婚されるところで終わってるので次回はこれまでのヒロイン達との争いがメインになりそうな予感
妖精作戦 アドベンチャーロード ラジオドラマ [あ]
妖精作戦 1―NHKFMアドベンチャーロード (NHKカセット ソノラマ文庫 スペシャル版 1)
- 作者: 笹本 祐一
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 1989/07
- メディア: カセット
FMで放送されたラジオドラマ
ラジオでドラマが放送されてることは全くしらず友人からこんなのがあると録音したテープを借りた覚えがある
明るいSFコメディ (SFなのかなアレ)のドラマであったことと原作者がエリアルと同じ作家・イラストが平野俊弘ってことで一気に全4巻を購入したのだが最初に結末を知りたくて4巻の最後読んだのが失敗
ラジオの明るい感じに比べて原作の最後ってこんな感じになってたの?って思い 原作読まないまま手放してしまった
せめてちゃんと初めから読んでから売ればよかった
EX! [あ]
著/織田兄弟 イラスト/うき GA文庫刊
作品詳細はWiki:EX!に記事有り
EX!の画像を探す
今のトコ 最初にまとめて読んだ8巻まで読破 あとは本屋でチラ見程度
主人公:大和一哉はいきなり 「元」悪の養成高校 聖クレス学園に入学させられることに
改造人間(人間を改造した存在でなく誕生の時点から別の生物の遺伝子などを取り込まれているのでそもそも人間と呼べる範疇なのか不明)たちが通う高校なので全員 妙な連中ばかり
すでに「元」悪の組織の学校となってるので改造人間たちは奉仕活動で町にでていたりとかしてます
一巻冒頭を読んだ時に主人公の両親 元ヒーローエクスターの父親と元悪の大幹部の母親のラブラブ描写などからコメディかと思いきや
一般社会と改造人間勢力:HERAと未だにそれらを敵視するヒーローの勢力:協会があり、小競り合いをしながらもコメディっぽい学園生活が続いていくのかと思いきや 様々な勢力がでてくるようになりシリアスな展開に・
なんせ改造人間が登場するにしてもクローンとか強制交配とか重いからね
それでも舞台は高校のままで 高校生活の騒動も描かれるのでちょっとアンバランスな感じ
当初 作者の「織田兄弟」ってペンネームかと思ったら本当に兄弟二人での製作らしい コミックとかの作画なら分担もわかるけどノベルでの共同作業ってどうやってるんだろう 原作と文章と分けてんのかな
巻数はすでに10以上重ねているのでGA文庫の中でも長編作品ではあるのだが メディアミックスはされていない ウケないと判断されてるのかね やっぱり