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ゲート-自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり [か]


ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈上〉 (アルファポリス文庫)

ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈上〉 (アルファポリス文庫)

  • 作者: 柳内 たくみ
  • 出版社/メーカー: アルファポリス
  • 発売日: 2012/12
  • メディア: 文庫



著/柳内たくみ  イラスト/黒獅子

元はネット小説でアルファポリスから書籍化 
私はアルファポリス文庫版でしか読んでないので現在刊行されている接触編の上下巻と炎龍編の上下巻まで既読

Wiki:ゲート 自衛隊彼の地にて斯く戦えり

アルファポリスだから元はWeb小説だろうなぁ程度の知識しかなくイラストで購入
帯かなんかで「自衛隊無双」ってあったんで特定の主人公を決めずに「戦う自衛隊そのもの」をメインにしたものなのか あるいは異世界より助けを求めてきた国に自衛隊が加勢すんのか?と思いつつ積んだままにしてたがいい加減 積んだラノベが倒れそうなので読んでみたところ思ったよりも面白かった

行われてるのは戦争なんで一般のラノベよりはるかに死者が多いです

主人公は自衛官の伊丹耀司(33) 離婚歴もある「おっさん」ではあるが職業が自衛官なだけに少年主人公はありえんわな 

東京銀座に突如開いた異世界に通じる門
そこから現れた軍勢が一般人を死傷した「銀座事件」を発端に日本は自衛のため門からの来襲者を鎮圧、更に門の先にある「特地」と名付けられた世界に存在する相手と戦う、あるいは交渉するために自衛隊が赴くことに

異世界に降り立った自衛隊はどう動くのか? 異世界を未開拓のフロンティアとして捕え、植民、資源開発に乗り出そうとする各国の思惑が絡む特地と日本の様子がストーリーとなっている


接触編 上

自衛隊が門を通って異世界である特地に降り立つことになった経緯が語られ、ユルめのメンタルの主人公が特定へと赴く原因となった門からの来襲事態に犠牲者を減らすために何をしたかなどの作品世界のや主人公の状況説明

門を通り日本に侵攻を行った帝国の側では明らかに分析不足であった反省がなされたものの、未だ日本との技術格差を理解していない帝国上層部は大義名分を掲げて他国からの兵を集め、門があるアルヌスの丘に陣取る自衛隊に挑むが結果は死屍累々
(もっとも皇帝は敢えて自衛隊に他国の戦力を始末させる意向だったようだが)

日本の外では門の中を知ることができない大国が門の中のフロンティアを虎視眈々と伺っていた

自衛隊に完敗の報を聞いても兵站の問題からそれほど大きな問題として捕えていない帝国皇帝
その三女ピニャ・コ・ラーダは敵(自衛隊)の偵察に向かい、盗賊の襲撃にあるイタリカの街にて自衛隊と出会う

異世界の「価値」を判断するためにも現地民との交流を行いながら行動する自衛隊 炎龍に焼かれた村から唯一の生き残りのエルフの上位種テュカ・ルナ・マルソーを救出
その後 別の村を襲う炎龍を撃退するが被害は大きく、難民化した村人のため難民キャンプを設置
難民を襲う盗賊を教義に則り殺してまわっていたエムロイ教の亜神ロゥリィ・マーキュリーは自衛隊の高機動車に興味を覚えて乗り込んできてそのまま行動を共にするようになる
難民キャンプにて師の元で魔法を学ぶ賢者レレイ・ラ・レレーナは自衛隊の持つ技術に嘆息し、その様子を観察、分析しながら積極的に日本語を学びとっていた
    
盗賊に襲われるイタリカの街を救った自衛隊 ヘリ(コブラ)での制圧を見たピニャは自衛隊と自分たちの違いに愕然とし事が終わった後 帝国と日本国との交渉の使節を受けることとなる

特地での情報が一般にもたらされない中 国会では野党による自衛隊活動への追及が激しくなり現地からの参考人招致を行うことが決定される


下巻
事情をしらないピニャの部下との間に問題が起こったものの伊丹は国会の参考人招致のため日本へ、伊丹以外にも現地人としてレレイ、テュカ、ロゥリィの三人が正式に国会に招致され、非公開だが帝国王女ピニャとその従騎士ボーゼスの2人も門をくぐる

ヒトではないエルフという存在のテュカ、更にそのテュカとロゥリィの実年齢のパンチ力もあり、野党の追及はトーンダウン 更に炎龍による民間人の犠牲についてもロゥリィは一蹴
日本と帝国との交渉使節になったピニャは銀座事件の捕縛者の引き渡しなど外交交渉を行っていた

国会中継を通じて実物のエルフに沸く特定人種などもいる中、アメリカ、中国ほか特地を狙う勢力は裏で部隊を派遣して暗躍しており血なまぐさいことも起こっていた
伊丹は特地からの5人を連れて東京観光をこなし、裏では各国の相当物騒なちょっかいを牽制する戦いをも行われており  中でもアメリカから総理大臣に示された内閣のスキャンダル公表をチラつかせての強引な交渉には屈することに 
しかし自分が辞意することで内閣スキャンダルを無効化する意地を見せる

東京での滞在を終えて日本との違いを見せつけられたピニャは日本と帝国との争うを止めるよう決意
しかし滞在中に訪れた伊丹の元妻の部屋にてみた薄い本のせいで従者ともどもすっかり腐っていた


炎龍編 上

接触編で撃退した炎龍は片腕を失ったものの生きており、別の場所で捕食を繰り返していた
その捕食場所であるダークエルフの集落よりヤオ・ハー・デュッシが自衛隊へ炎龍の退治を依頼するために人と物資の流入で街となったアルヌスにやってくる

しかしヤオの村があるシュワルツの森は帝国ではなく別の国のエルベ藩王国 別の国へ部隊を送ることはその国への宣戦布告となるため断られたヤオは失意に沈む

帝国に戻ったピニャは元老院議員に接触し 門を超えて遠征した家族が捕虜として生きていることを伝え、更に外務省からは日本の物資を貢ぐことで講和への取り込みを行う
更にそれら貴族の家族を招いた園遊会にて日本の食事、文化、武器をみせることで日本と事を構える危険を実感させる

身内からもバカと評される皇帝の長子:ゾルザル登場 地震による騒動で宮廷内にピニャと共に皇帝と顔を合わせる伊丹たち 
そこで明らかになったのは帝国が日本を攻める判断をするために攫った日本人がいることと既に奴隷として処分されていたことだった
静かに激昂した日本側と戦うとするゾルザルの護衛だが骸をさらすだけとなり、それを見た大臣たちは抗戦を訴えるが皇帝は交渉を選ぶ
そして翌朝、余震に怯える中、自衛隊からの示威(戦闘機による精密爆撃)により破壊された元老院の議事堂は破壊されていた

議員たちは奴隷1人がなぜ日本人をここまで怒らせたのかがわからなかったがピニャはこれまでの経緯からその理由を議員たちに語っていた

一方 自衛隊からの協力を諦めきれないヤオは伊丹に接触 更にテュカは一巻で見せていた既に居ない父親への配膳から更に症状が悪化 伊丹を父と認識するまでになっていた


下巻
次の帝位を巡ってのピニャやその兄の意見交換 さらにゾルザルの奴隷となっているウォーリアバニー族のテューレは自分と日本人奴隷だったノリコとの境遇の違いに暗い恨みを抱いてヒト族の共倒れを画策していた

会議での外交の席での丁々発止のやりとりがなされる中、帝国捕虜の第一陣の話などが出てきて和平へ進みつつある中、伊丹は心の均衡を失ったテュカをみて、父の死を認めさせた上で仇を殺すために炎龍に挑むことができるのか思い悩んでいた

DVの父を誤って殺傷した母、その母を追いこんで心を壊した過去、ドラゴンに立ち向かうことへの死の恐怖 感情がないまぜになった時 酒場に来た老人に背中を押してもらう

外務省職員護衛任務を放棄し、同僚柳田の協力で食料・武器を調達 伊丹、テュカ、ロゥリィ、レレイ、ヤオの5人でドラゴン退治に向かう

その姿を見た老人は自衛隊幹部に自らの素性:帝国の呼びかけで集まった連合軍に参加していたエルベ藩王国の国王であることを明かし自衛隊の王国への越境を手助けする

柳田は外務省職員ではないが鉱物資源の富むエルベの王との交渉で貨幣金属以外の地下資源(原油など)の権利と免税を引き出し、代わりに炎龍の退治と王のエルベへの帰還協力を約束

しかしその後 ヒトを呪うテューレの意を組んだ指令により拉致被害者のノリコを殺そうとしていたウォーリアバニーとの戦闘により柳田は負傷

指令所から命令系統を辿ろうとするも途絶えてたように見えたが作戦幕僚第二科の面々は繋がる糸を引き出そうを動きはじめる

一方ダークエルフの村に入った伊丹達は村人たちの協力を得て 炎龍の巣に粘度爆弾を仕掛ける
その途中に炎龍が帰巣したことで同行のダークエルフに犠牲を出したがテュカが放った雷撃により起爆なんとか倒すことに成功する

直後に噴火口から降ってきたのはロゥリィと同じ亜神でハーディー神の使途ジゼルの2人

活動期ではない炎龍を起したのはジゼルであり、その炎龍がハーディーの信仰者であるダークエルフを捕食してもなにもしないことをしったヤオは信仰を捨てる

炎龍と水龍の間にできた二頭の新生竜を手下に伊丹に迫るジゼルだが 新生竜は越境してやってきた自衛隊の戦闘機(ファントム)、戦闘ヘリ(コブラ)、手榴弾砲によりあっさりお肉に変わり研究素材へ

心の安寧を取り戻したテュカだが言い慣れてしまったとのことで引き続き伊丹は父さんと呼ぶことに

戻った伊丹は命令違反による懲戒処分を受けるが同時に感謝状も多方面から受けることになり、特地資源状況調査担当の人を受ける

他にもハーディーの神殿から招待状が来たり、ヤオは新たに亜神ながらロゥリィを信仰することに決め、そのロゥリィは神となった暁には「愛の神」になることを提案して周りに絶句される



この時点ではまだ何故異世界をつなぐ門がどうやってできたのかは明らかにはされていません
そういや王女のピニャはこの戦争が自分たち側が仕掛けたものであることをしらない(でも 拉致被害者が奴隷にされていたことが分かった時点でそのへん分かったのかな?)




ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈上〉 (アルファポリス文庫)ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈下〉 (アルファポリス文庫)ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈2〉炎龍編〈上〉 (アルファポリス文庫)ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈2〉炎龍編〈下〉 (アルファポリス文庫)



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クロス×レガリア [か]


クロス×レガリア  吸血姫の護りかた (角川スニーカー文庫)

クロス×レガリア 吸血姫の護りかた (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 三田 誠
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/02/29
  • メディア: 文庫




角川スニーカー文庫刊 著/三田誠

既刊2巻まで既読  

あとがきによると著者がやってみたかった「吸血鬼もの」らしいのだが吸血鬼に当たる人の気を吸って生きるの鬼仙という存在のため 一般的な牙が映えていて血を吸う吸血鬼のイメージからは大きく外れており 不死身で中華系ってことでキョンシーってイメージが強いなあ

それにしても吸血鬼ものって同時期にでていたストライク・ザ・ブラッドほか 月姫以降ラノベの題材よく見かける

タイトルのレガリアとは王権の証で作中ではヒロインであり 鬼仙の最終兵器として作られたナタのこと
 
最近じゃコミックのエア・ギアでも同じ様に王が持つ特別なギミックを持つものとして使われてたのですっかりレガリアって言葉も慣れた


1巻ではトラブル一回千円で請け負っている自称ボディカード(実際には便利屋として使われている):戌見馳郎と鬼仙であり鬼仙に対する最強の兵器でもあるナタとの出会い

人間の気(生命力)を吸って生きる鬼仙の設定と人から鬼仙となることになる経緯で扱う力が異なる「不死属性」、ナタが最強の兵器として作られたのは鬼仙同士の争いを止めるための戦闘力が必要だったためと鬼仙を人にする不死属性(ナタ固有の能力といったところ)により鬼仙ににらみを利かせるため

ナタとの出会いのあと鬼仙の支族からの追手:朱蓮花と少影と遭遇しナタから事情を聞かされ ボディガードを続行することを決めた馳郎  
ナタの旅の道ずれ隻眼の黒猫姿の鬼仙:エイジャと策を練り、朱蓮花たちが持つナタを使役するための七鍵勅書を使わせないように立ち回るがそれらはすべてエイジャが七鍵勅書を奪取するための罠

勅書によりナタは兵器となってエイジャと共に去り 馳郎は朱蓮花よりそもそも彼らが追っていたのはナタでなくエイジャであることを聞かされる

オーバーテクノロジー気味の人工知能つき万能ジャケット カエアンを装備しているものの人の手に余る存在同士の戦いとなるため馳郎は過去の賭けで得た前白翁の遺産である財力・権力を引き継ぎ白翁となる

街中の一角を買収し、他国の潜水艦からミサイルを発射させ、それらを隠ぺいするほどの権力、財力をナタを守る契約のために行使しエイジャを捕縛 ナタを自由とする

しかしエイジャは馳郎と会話をしているうちに本体を逃げてしまい ナタは馳郎のボディガード業の助手として雇われることとして落ちつく



2巻では鬼仙関連ではなく馳郎が引き継いだ白翁とそれに連なる白凰六家、日本における「おに」の話

1巻では朱蓮花のバックアップをしていた白翁の勢力だがその朱蓮花たちのような鬼仙でなく人間
しかし日本の土地に合わせて変わった「おに」であり 鬼仙のような不死身ではないが特別で強力な能力をもった存在であることが説明されている

そして只の人間である馳郎が白翁となったことを認めていない白凰六家の態度やそのうちの一つ、空(うつほ)家の次期当主:北斗やその妾腹の兄:隼人との戦いがメインの話となっている
前巻では最後に登場となった馳郎の義理の妹にして白翁の管財人:リコも今回の主だった人物として登場

3本角の「おに」が4人いることや隼人に情報をリークしていたもう一つの六家:月白の謀など しばらくは馳郎が白凰六家に認めさせる展開?になるのかと思っていたら今も中華街に滞在している鬼仙:朱蓮花たちも次巻で活躍するそうなので単純に六家当主とのバトル展開ってわけでもなさそうな・

鬼仙の力は鬼仙となる方法で不死属性が異なるとか 日本のおには変成属性とか 力の分類に「属性」というわけかたをしてるのはレンタルマギカに似てます

(同じ作者だし設定考証に三輪清宗氏が参加してるのも同じだから当たり前かもしれませんが)

続きを読むかは微妙かな


なお あとがき最後で「~を読みながら」とあるが菊池秀行が魔界都市ハンター単行本で同じように書いてたのを懐かしく思い出した



クロス×レガリア  吸血姫の護りかた (角川スニーカー文庫)
クロス×レガリア  嵐の王、来たる (角川スニーカー文庫)





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学園武芸帳 [か]


学園武芸帳「月に笑く」 (電撃文庫)

学園武芸帳「月に笑く」 (電撃文庫)

  • 作者: 白井 信隆
  • 出版社/メーカー: メディアワークス
  • 発売日: 1999/02
  • メディア: 文庫



「月に叢雲、花に風」―学園武芸帳〈2〉 (電撃文庫)

「月に叢雲、花に風」―学園武芸帳〈2〉 (電撃文庫)

  • 作者: 白井 信隆
  • 出版社/メーカー: メディアワークス
  • 発売日: 1999/07
  • メディア: 文庫




著/白井信孝 イラスト/小河原宇紀


大阪の高校を舞台にした格闘物ラノベ

舞台となる高校は1巻と2巻で異なるがいずれの高校も 闘争ばかりやっててとても勉強できるような環境の高校でないので実際にあったら廃校だな・・・

1巻と2巻で大阪の高校でも舞台が違うのだが情報統制が敷かれて葵三郎の名前が暗号として伝わってるって・・・
まあ インターネットもそんな普及してないころに書かれた作品だけどね


主人公は小柄ながら古武道の使い手で居合柔と評される達人 見た目は無害そうな純朴田舎少年の葵三郎

本人いわく「立派な柔道家になりたい」

闘争真っ只中の岬高校に道に迷って校内に現れてレジスタンス側を助けたことから葵三郎は 岬高校の支配している不良グループと戦うことに


不良グループ白虎隊のtopとその配下四天王、さらにそのバックに控えるラスボスの武道家ヤクザと戦う相手が多いのだが1巻でうまくまとまっている

レジスタンス側の空手部の古賀が葵との手合わせ後、やっている「武道でこうも違うのか」と落胆するのと「あなたは空手で考え、空手になっていましたか? それなら空手の敗北となります」と諭したり硬派め

ラスボスの格闘ヤクザ:鬼道(確かこんな名前だったと思うがかなり前に売り飛ばしたので間違ってるかも)は葵の素性を知っており、その正体が葵が古武道:陰流太刀の回し術(確かこんな名前だった気がする)の使い手であり、表の世界に出る前は相手を殺める裏の武道世界で居合柔と呼ばれていたことを暴露、「果し合い」として最後に戦うが葵によって「殺される」

その場でレジスタンスのリーダー円に裏の世界に入らないように忠告して岬高校を去っていく

なお裏の世界から柔道家を目指して表の世界にきたのは先生と呼ぶ草十蔵(確か もそぎじゅうぞうって名前だったと思うが漢字もうろ覚え) との出会いがあったかららしいがそのあたりは詳しく触れられていない


2巻で目的の御先高校についた葵は師匠から渡された手紙を 孫娘にして御先高校トップの日月曜に渡すがその内容からいきなり彼女の配下 九重太刀と戦うことに・

内容は手紙を渡した葵三郎との結婚の薦めだった

すったもんだの末 戦いは収まるが 1巻からの登場人物となる生城貴子とそのガードも加わり

御先高の対立勢力と戦うことに・



だが一巻が良かったのに二巻がどうにも・・・ 

売れ行きが良くなかったのか次の相手が投入される(クロスファイアとかいってたっけ)ような会話が作中でされていたが続巻はでないまま








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この中に1人、妹がいる! [か]


この中に1人、妹がいる! (MF文庫J)







著/田口 一  イラスト/CUTEG

作品詳細はWiki:この中に1人、妹がいる 参照


作者が前作にて行なったアンケートで票を集めたネタ「妹が婚約者?」を元にした作品


父親を失い、その葬儀の合間に腹違いの妹が姿がみえないまま主人公に話しかけてくる

それが真実の出来事だったのか本人もわからないまま 父が一代で築いたグループ会社を存続するため知力、体力、礼儀も含め後見人たちに認められる能力を身につけた主人公の高校生 帝野将悟

さらに母親から身を固めるようにいわれ伴侶を求めて作品舞台の良家が通う高校へ

妹を名乗る人物から 妹であることを明かさないまま主人公と結婚するつもりであることを伝えられた将悟は 好意を向けてくれる女子たちを妹ではないかと疑いつつも伴侶候補を探すといった内容

イラストがなんかほんわかした少女漫画っぽい?ものなんで興味がなかったのだが中古の¥100コーナーで最新の4巻まで揃ってたので読んでみた


妹かどうか迷わせるヒロイン格として鶴眞 心乃枝(つるま このえ) 、神凪 雅(かんなぎ みやび)のほか
女性が多い学校という設定もあって国立 凜香(くにたち りんか)、天導 愛菜(てんどう まな)、嵯峨良 芽依(さがら めい) など主人公以外はほぼ女性ばっかりの登場人物

4巻でそれまでの登場人物の伏線が回収されて全4巻で終わりになると思ってたら終わらなかった

ってことはまた次巻で新たな妹兼彼女候補がでるってことかいな?

まあ 完結してからまた読んでみます

メインヒロインにはなりえないだろうが水谷 衣楠にはもっと活躍して欲しいところ





この中に1人、妹がいる! (MF文庫J)この中に1人、妹がいる!2 (MF文庫J)この中に1人、妹がいる!3 (MF文庫J)この中に1人、妹がいる!4 (MF文庫J)この中に1人、妹がいる!5 (MF文庫 J た 5-15)





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氷刃のフレオリック―月蝕紀列伝 [か]


氷刃のフレオリック―月蝕紀列伝〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

氷刃のフレオリック―月蝕紀列伝〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 南房 秀久
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 1996/08
  • メディア: 文庫




著/南房 秀久



作品についてはWiki:月蝕紀列伝些細な記事あり


この前の作品の黄金の鹿の闘騎士がよかったのでこれも読んでみた
前作と同じ沢田一がイラストを担当していたのだが途中でイラスト変わってそれまでのイメージが変わってしまったため萎えた・・

二巻までは沢田氏で以降は井上純弌氏

ファンタジーもの 主人公は一般的なヒーローっぽくはない

セイル、シャインデル、サイベルはもっと序盤で登場してたほうがよかったんじゃないかな


全10巻できちんと完結を迎えることはできたが あんまり人気作品でなかったみたい






氷刃のフレオリック―月蝕紀列伝〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)暗殺者フレオリック―月蝕紀列伝〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)異端の魔道士セイル―月蝕紀列伝〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)決闘者フレオリック―月蝕紀列伝〈4〉 (富士見ファンタジア文庫)放浪者フレオリック―月蝕紀列伝〈5〉 (富士見ファンタジア文庫)炎狼のシャインデル (富士見ファンタジア文庫―月蝕紀列伝)迷宮のフレオリック―月蝕紀列伝〈7〉 (富士見ファンタジア文庫)紅の貴婦人サイベル―月蝕紀列伝〈8〉 (富士見ファンタジア文庫)氷剣悲歌―月蝕紀列伝 (富士見ファンタジア文庫)終焉の叛逆者(上)―月蝕紀列伝〈9〉 (富士見ファンタジア文庫)終焉の叛逆者(下)―月蝕紀列伝〈10〉 (富士見ファンタジア文庫)





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ご主人様は山猫姫 [か]


ご主人様は山猫姫―辺境見習い英雄編 (電撃文庫)

ご主人様は山猫姫―辺境見習い英雄編 (電撃文庫)

  • 作者: 鷹見 一幸
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2009/04/10
  • メディア: 文庫




ご主人様は山猫姫の画像を見る
電撃文庫刊 著/鷹見一幸  イラスト/春日歩


作品詳細はWiki:ご主人様は山猫姫

ジャンルとしては主人公が成功していく架空の戦記もの?
巻数の割に戦いは結構じっくり進んでいる まあ戦いに付随する食糧とか策とか状況とかの描写が多いからね 戦記ものだから当たり前だけど

でもこれって戦記ものなんかな
戦記ものとしたら同じ電撃文庫の「ゆらゆらと揺れる海の彼方」よりは軽い


でもこっちのほうは架空の国が舞台ではあるが ファンタジーっぽい兵器や魔法、生物
などはなく火薬ですら(作品では化薬)兵器としては使われていない世界

以前から見かけたことはあったがタイトル名からしてキャラ萌えメインのラノベだと思って読んだことなかったんだが 
先日 神戸まで出張ってなーんも買うもんなかったのでたまたま最新刊の7巻がでてたのでついでに全部買って読んでみた

最初はラヴでコメな展開かと思ったら 意外とその成分は少なめで 平和ゆえに腐った大国をそとから立て直すことを目指した物語
(なりゆきではあるけども)

舞台は帝国の役人の呼称からすると 中国がモデルっぽいね


一応 ミーネとシャールのダブルヒロインっぽくなっていたが3巻で主人公が3年後に結婚とはいえミーネを選んだことで 以後 シャールはあまり絡んでこない展開になるかと思っていたが

5巻で「僕はミーネ姫を選びましたから シャールさんもわかってくれると・」といっていたが
最新刊7巻の最後で人相を見る御隠居への紹介で「妻の」といってシャールを紹介していたので これからもダブルヒロインでいくのだろう

ちなみにヒロイン達の民族シムールは妻を3人まで娶ることができるので不貞ではない


巻数ごとに
辺境見習い英雄編→辺境駆け出し英雄編→辺境新米英雄編→辺境若輩英雄編→辺境中堅英雄編→
辺境双璧英雄編→北域見習い英雄編

という風に主人公がステップアップしていくが 一応北域王と名乗ることになった最新刊でもあんまり英雄というほどは祭り上げられてはいない 

そういや人相みる御隠居にも「英雄ではない」っていわれてたな


北と腐った帝国との対立だけかとおもったら 南でも反乱がおこり主人公が尊敬する月原弦斉、主人公たちに負けた沢樹延銘が加わるなど これからも巻数は重ねそうな感じ
 
4か月に一巻ペースをきっかり守って刊行されてるので次を楽しみにまちます

7巻で長兄?がでてきたけども両親はいまだ登場せず


ところで 3巻の裏表紙はなぜシャールが羊の丸焼をしてるんだろう・ 丸焼はミーネじゃないの?



ご主人様は山猫姫―辺境見習い英雄編 (電撃文庫)ご主人様は山猫姫〈2〉辺境駆け出し英雄編 (電撃文庫)ご主人様は山猫姫 3 辺境新米英雄編 (電撃文庫 た 12-23)ご主人様は山猫姫〈4〉辺境若輩英雄編 (電撃文庫)ご主人様は山猫姫〈5〉辺境中堅英雄編 (電撃文庫)ご主人様は山猫姫〈6〉 辺境双璧英雄編 (電撃文庫)ご主人様は山猫姫 7 北域見習い英雄編 (電撃文庫 た)







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ご愁傷さま 二ノ宮くん [か]


ご愁傷さま二ノ宮くん (富士見ファンタジア文庫)

ご愁傷さま二ノ宮くん (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 鈴木 大輔
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2004/09/16
  • メディア: 文庫






ご愁傷さま二ノ宮くんの画像を見る
著/鈴木大輔 イラスト/高苗京鈴




Wiki ご愁傷さま二ノ宮くん 参照


サキュバスをテーマにしたラノベで最初のさわりの1巻だけ読んだ程度 
アニメ化されたときに立ち読みで5巻もちょこっと読んだかな・

なので主人公の能力というか力については知らないままなので 現在は完結しているのでいずれ読み直してみようかと思っている

ラノベの恋愛モノって結構ハーレムタイプ若しくはそこまでいかなくても複数の女性キャラに好意をもたれるってことが多いがこれはずっとメインヒロインが二人のまま?かな 
最初しか読んでないから以後どうなってたのかはしらないがWiki見る限りは・・


手に取った時は高苗 京鈴氏のイラストがいいかなとも思っていたのだが今は逆に嫌になっており読むのが億劫になってる・






ご愁傷さま二ノ宮くん (富士見ファンタジア文庫)ご愁傷さま二ノ宮くん 2 (富士見ファンタジア文庫)ご愁傷さま二ノ宮くん3 (富士見ファンタジア文庫)ご愁傷さま二ノ宮くん(4) (富士見ファンタジア文庫)ご愁傷さま二ノ宮くん5 (富士見ファンタジア文庫)ご愁傷さま二ノ宮くん〈6〉 (富士見ファンタジア文庫)ご愁傷さま二ノ宮くん〈7〉 (富士見ファンタジア文庫)ご愁傷さま二ノ宮くん 8 (富士見ファンタジア文庫 す 1-1-8)ご愁傷さま二ノ宮くん9 (富士見ファンタジア文庫)ご愁傷さま二ノ宮くん10 (富士見ファンタジア文庫)おあいにくさま二ノ宮くん1 (富士見ファンタジア文庫)おあいにくさま二ノ宮くん〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)おあいにくさま二ノ宮くん〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)おあいにくさま二ノ宮くん〈4〉 (富士見ファンタジア文庫)おあいにくさま二ノ宮くん〈5〉 (富士見ファンタジア文庫)おあいにくさま二ノ宮くん〈6〉 (富士見ファンタジア文庫)おあいにくさま二ノ宮くん7 (富士見ファンタジア文庫)二ノ宮くん画集 高苗京鈴‐WORKS





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狗狼伝承 [か]


狗狼伝承 流斬少年・スオウ (富士見ファンタジア文庫)

狗狼伝承 流斬少年・スオウ (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 新城 カズマ
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 1998/09
  • メディア: 文庫





著/新城カズマ   イラスト/介錯

狗狼伝承の画像を見る

介錯のHP

介錯のイラストと主人公の悲劇のヒーローっぽいところが読んでみた

読んだのは3巻あたりまでだったような・・

それ以後読み返すことがなかったからすでに10年以上くらい読んでないせいか
まったく思い出せないや


巻数に通し番号降ってほしい・・


途中刊行がストップしており 未完でおわるかと思ったがシノが刊行されて無事終了 それでも最初が98で最終が2005・・ まあサーラの冒険よりもマシだが・・




狗狼伝承 流斬少年・スオウ (富士見ファンタジア文庫)転輪少女・サヤカ―狗狼伝承 (富士見ファンタジア文庫)狗狼伝承 夢幻剣士・リオ (富士見ファンタジア文庫)迷宮戦士・サガ―狗狼伝承 (富士見ファンタジア文庫)精霊少女・ミュリエル―狗狼伝承 (富士見ファンタジア文庫)蒼穹天女・ユウ―狗狼伝承 (富士見ファンタジア文庫)天涯少女・シノ―狗狼伝承 (富士見ファンタジア文庫)






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紅 (紅シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

紅 (紅シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

  • 作者: 片山 憲太郎
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/12/20
  • メディア: 文庫



スーパーダッシュ文庫 著/片岡憲太郎  イラスト/山本ヤマト


作品詳細は wiki:紅 参照


紅の画像を探す

崩月夕乃の画像を探す

現実世界よりもちょっと殺伐とした事件が起こる舞台で 
自らの精神の弱さと向かい合いながらも もめごと処理屋と高校生の二足のわらじで暮らす紅真九郎を主人公としたライトノベル

揉め事屋とか戦闘屋なんてものが職業で成り立つには 世の中が不安定でないと存在しえないよなあ





心は若さもあって脆さもあるが 体は幼年期から内弟子となった崩月家の修行により人並み外れて頑丈
しかも師より崩月の角も移植して授かり 発動させると戦闘力(主に筋力?)が上昇する

格闘の実力はあっても もめごと処理やとしては駆け出しなので経済的はなかなか厳しい


師の孫娘 姉弟子にあたる夕乃、幼馴染の銀子、そしてメインヒロイン?の紫と わかりやすい若しくは直球の好意を向けられているが 気付かないのはお約束






2巻までは面白かったんだけどもね・


いや3話にあたる 3巻 4巻の醜悪祭も特に悪いってことはなんだけども
なんで1冊に収まる内容をうすーくして2冊の上下に分けたのかなと・・

しかも下巻は小説とは関係ないシナリオが収録されてるし・


裏十三家や他の五月雨荘の面々のことなど 話のネタになりそうなものは多いが
醜悪祭 下巻が発売されて もう2年以上続巻は出てない・・

終わりなのか?

コミカライズ版は今も連載されているが それで小説がでないのかと思ったら
原作小説の著者はコミカライズには参加してないよね


とりあえず続刊を期待しつつ 既刊は売り飛ばさずに手元に置いてます



アニメ化もされたのだが バタ臭い作画が嫌いでほとんど見てない OPはそうでもなかったけどなあ・・・
 


紅 (紅シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)紅 〜ギロチン〜 (紅シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)紅‾醜悪祭 上 (集英社スーパーダッシュ文庫 か 9-6)紅 公式ファンブック (集英社スーパーダッシュ文庫)「紅」 kure-nai ドラマCD山本ヤマト・イラスト集 AURORA GEM (SQ.Illust Collection Vol. 1)








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クルーエル [か]


クルーエル―月の天使 (電撃文庫 (0172))

クルーエル―月の天使 (電撃文庫 (0172))

  • 作者: 成田 美弥子
  • 出版社/メーカー: メディアワークス
  • 発売日: 1997/05
  • メディア: 文庫








クルーエル関連で画像の検索かけてもベッキークルーエルしかでてこない・・


イラストの安曇雪伸" target="_blank">安曇雪伸(=モグダン)につられて読んでみた
ただし2巻だけ・  
理由は・・・・・

マイナーすぎて他の巻が売ってない!



ブックオフで探しても売ってないし 後年amazonで検索してしらべたらどうやら 
巻数ごとに作者が違う? リレー形式?オムニバス?みたいだ

なので中古で買ってそろえて読もうという意識もうすれ その結果既読は2巻(火星の天使)だけ・


全4巻でてるようだが きちんと完結してるのか 尻切れで刊行中止になってるのかそれすらわからないや・







クルーエル―月の天使 (電撃文庫 (0172))クルーエル (2) (電撃文庫 (0210))クルーエル〈3〉月の堕天使 (電撃文庫)クルーエル〈4〉反逆の天使たち (電撃文庫)








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