SSブログ

新刊雑感 ご主人様は山猫姫 10 [新刊雑感]


ご主人様は山猫姫10 北域王雄飛編 (電撃文庫 た 12-30)

ご主人様は山猫姫10 北域王雄飛編 (電撃文庫 た 12-30)

  • 作者: 鷹見一幸
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2012/08/10
  • メディア: 文庫





前巻で延喜帝国の少年皇帝:長嶺帝を北域行幸での暗殺する計画があることを知った伏龍によりもたらされた晴凛は皇帝救出に動く

弓を使っての活躍で久々に晴凛の無双ぶりがみえるかと思ったけれど そもそも軍対軍の戦いでなく 暗殺者と少数精鋭の救出部隊との衝突ということと伏龍の策により皇帝救出はあっさり成功

一方で崇鳳が軍師を務める承安軍が帝都を目指して進軍を続け 苑山燕鵬が死んだ後、物資の滞りが酷くなっている帝国軍と近衛連隊を率いる聡凛との戦いが続いていた

救出され犂山邸に身をおくこととなった長嶺帝とその傍侍従:紫芹
長嶺帝に対してこれまで偏愛っぽい描写がされていた紫芹だが犂山のご隠居に諭されるところを見ると母親代わりをしようとしていたのが過ぎただけで意外とまとも?

皇帝保護の確認を兼ねて北の玄関口の街:運例の特使として送られた人物を伏龍は皇帝暗殺に関わっていたことと晴凛を暗殺しようとシムールの氏族をそそのかしたことも含めて指摘するが 皇帝襲撃に関わった部下が生存していることを知らされ新たに北域軍の協力者として加わることなり 運例領主の説得にあたる

長嶺帝が保護されてることを知ったエオルがいつものように少数で訪れ 会談にて流暢な帝国後で皇帝であるのは何故なのか考えろと叱咤 
長嶺帝は北域王と共に戦いに出て勝って帝都に戻ることを決める

南域反乱軍の承安軍内にて 光来川攻略の戦いの前夜 崇鳳は承安軍に神輿として担がれている月原弦斎と初めて会い その胸の内がどこにあるのかを探る

翌日 崇鳳の策により承安軍による光来川の攻略は成功し 聡凛も右目を失う負傷を負う

物資の滞り以外にも中央から届く長嶺帝が逃げた、あるいは殺害されたという噂もあり士気が下がる帝国軍

そこに会われたのはシムールから供された馬と長嶺帝の綸旨によって物資を人数をそろえた北域軍

戦いの意義を失いかけていた兵たちだが戦場にやってきた長嶺帝のかけた言葉によって士気を上げる

伏龍によって対承安軍の策が軍議で伝えられた後 晴凛が北域王となってから初めて長兄の聡凛と会い、皇帝が共に戦場に立つことで翌日の兵たちがより強くなっていることを思いながら南の地平にある承安軍の灯りを見ていた

というところで10巻終了


皇帝が晴凛側について尊王討奸も現実になったことだしもうこの後は南部叛乱軍との決着だけ? 
あと帝都に残る文官の大掃除もあるか・


なお長嶺帝と紫芹はミーネ、シャールとも会うことになりましたが 紫芹はシャールが月原弦斎が皇帝への輿入れを進めていた姫と勘違いしたままでその巨乳振りに晴凛はおっぱい星人ならぬおっぽい王と認定されてます


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。