ご主人様は山猫姫 [か]
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電撃文庫刊 著/鷹見一幸 イラスト/春日歩
作品詳細はWiki:ご主人様は山猫姫
ジャンルとしては主人公が成功していく架空の戦記もの?
巻数の割に戦いは結構じっくり進んでいる まあ戦いに付随する食糧とか策とか状況とかの描写が多いからね 戦記ものだから当たり前だけど
でもこれって戦記ものなんかな
戦記ものとしたら同じ電撃文庫の「ゆらゆらと揺れる海の彼方」よりは軽い
でもこっちのほうは架空の国が舞台ではあるが ファンタジーっぽい兵器や魔法、生物
などはなく火薬ですら(作品では化薬)兵器としては使われていない世界
以前から見かけたことはあったがタイトル名からしてキャラ萌えメインのラノベだと思って読んだことなかったんだが
先日 神戸まで出張ってなーんも買うもんなかったのでたまたま最新刊の7巻がでてたのでついでに全部買って読んでみた
最初はラヴでコメな展開かと思ったら 意外とその成分は少なめで 平和ゆえに腐った大国をそとから立て直すことを目指した物語
(なりゆきではあるけども)
舞台は帝国の役人の呼称からすると 中国がモデルっぽいね
一応 ミーネとシャールのダブルヒロインっぽくなっていたが3巻で主人公が3年後に結婚とはいえミーネを選んだことで 以後 シャールはあまり絡んでこない展開になるかと思っていたが
5巻で「僕はミーネ姫を選びましたから シャールさんもわかってくれると・」といっていたが
最新刊7巻の最後で人相を見る御隠居への紹介で「妻の」といってシャールを紹介していたので これからもダブルヒロインでいくのだろう
ちなみにヒロイン達の民族シムールは妻を3人まで娶ることができるので不貞ではない
巻数ごとに
辺境見習い英雄編→辺境駆け出し英雄編→辺境新米英雄編→辺境若輩英雄編→辺境中堅英雄編→
辺境双璧英雄編→北域見習い英雄編
という風に主人公がステップアップしていくが 一応北域王と名乗ることになった最新刊でもあんまり英雄というほどは祭り上げられてはいない
そういや人相みる御隠居にも「英雄ではない」っていわれてたな
北と腐った帝国との対立だけかとおもったら 南でも反乱がおこり主人公が尊敬する月原弦斉、主人公たちに負けた沢樹延銘が加わるなど これからも巻数は重ねそうな感じ
4か月に一巻ペースをきっかり守って刊行されてるので次を楽しみにまちます
7巻で長兄?がでてきたけども両親はいまだ登場せず
ところで 3巻の裏表紙はなぜシャールが羊の丸焼をしてるんだろう・ 丸焼はミーネじゃないの?
2011-04-11 14:02
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