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大奥のサクラ [あ]


大奥のサクラ  現代大奥女学院まるいちっ! (角川スニーカー文庫)

大奥のサクラ 現代大奥女学院まるいちっ! (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 日日日
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/08/31
  • メディア: 文庫




角川スニーカー文庫刊

著/日日日  イラスト/みやま零



Wiki:大奥のサクラに記事はあるが今のところ登場人物の名前だけが書き出されてる程度


大奥のサクラの画像を探す


昨日ファンタジア文庫を買いにいったら売ってなかったので腹いせに買ってみた


今とは歴史が異なる世界

400年前に豊臣家が戦で勝利し、その勝因となった爆弾により日本に覆われた雲で海外との連絡手段がなくなり 更に豊臣家による幕府、将軍による統治が続いている太平の世の中で今だ戦国の様相を呈する大奥を舞台にしたストーリー


現将軍の息子:豊臣 秀影は将軍の意向により 幕府の不正を暴く(検察に当たるみたいなもん)組織で「鴉」として面をかぶり昼行灯として働く身

同僚の阿呆鳥より大奥のよからぬ噂の検証のため潜入操作に赴くことに


将軍のハーレムである大奥は単なる女の園でなく、各大名の姫が殺し合いの戦いをし、その戦いや日常をガラスごしにパトロンや賭けごととして参加する有力者や金持ちたちに観賞される狂った場所


そこで行われた試合で見たのは秀影が3年前に失ったと思っていたさくらが大奥序列20位として戦う姿

糸を埋め込まれて正体を名乗れないまま鴉としてさくらに接する秀影だが 妹:黒姫の策略でさくらから疎まれることに

序列10位 女王蜂との戦いの最中 とりみだす兄の姿を見て黒姫は糸による支配を解除を指示

何とか四肢の稼働限界までに女王蜂を退けたさくらだがは内臓から阿呆鳥こと水に操られていていた

さくらは秀影との再会後も大奥に身を置いている(再会したところで将軍でもない秀影は大奥を解散することもできないし)


2巻

イラストや大奥が舞台ってイメージからするといわゆるハーレム物の恋の鞘当ストーリーに思えるがヒロインはさくら一人 で始めから両思いの状態なのであとは障害となる大奥の序列上位との戦いがメインと話となっていくのか?
父親はすでに序列一位(正室)に脳みそぐちゃぐちゃで操られている状態 

大奥という舞台の設定が過去に使われた爆弾で現れたミュータント(特殊能力者)や将軍の寵愛を受けることで自国の利益を得るために送り込まれた姫たちの殺し合い、見世物や賭け事にされてることから結構重い 

そんなところが日常世界の大奥にいるわりに さくらは誤解が解けた秀影とあまあまな関係だったり 銀狼の姿に萌えていたりするのだが・

現実では武士の出身ではない豊臣は征夷大将軍にはなれないので幕府は開けなかったのだがこの世界では開いていたようだ 




400年前に起こった戦いで爆弾が使用された割には作中世界は牛車も長屋もある その横で鉄筋コンクリートの建物も携帯電話も存在する(一般化されていないが)世界


豊臣秀影
:現将軍の息子だが庶子 3年前 諸国視察中に立ち寄った地方の国で出会ったさくらと恋仲となる 
3年前にさくらへの告白で「肉奴隷となって欲しい」と素で告白するイタい子だった

父親である現将軍に「愛することや愛したものも失うことも知っておけ」という以降のもと大奥の上位序列者に切り取られたさくらの四肢を見せられ 以後さくらは死んだものと思っていた 今は鴉として働いており 阿呆鳥の脱落後も大奥で捜査中


さくら
:地方の小大名の姫 大奥序列20位
地方巡礼で回っていた秀影と知り合い恋人になるも将軍の秀影に対する教育として故郷は滅ぼされ四肢を切断される 
姫として特殊能力:植物を操る力で死は免れたが失った四肢は現在義肢
戦うには思い通りに動かせる稼働限界の時間制限がある 
滅ぼされた領民の遺体から作った4本の効果が異なる刀を使って戦う


阿呆鳥
:鴉の同僚にしてその正体は大奥の一員 女王蜂を操り序列をあげた特権で大奥外で活動していた 将軍の息子が預けられると知り秀影に近づいた
さくらとの戦い後 秀影に恩赦として大奥追放 後自由となった

銀狼
:能力者として父母に捨てられ狼と暮らした後 金獅子に娘として育てられた さくらが所属する銀狼長屋の主 見た目は子供


女王蜂
:体は一般人と同じバランスだがその大きさは2-3倍もある序列10位の大女 元は温厚だったが阿呆鳥にのっとられて豹変

水蛇
:銀狼長屋の治療担当 序列は2000くらいをいったりきたり 
阿呆鳥と姉妹で同系統の能力者


黒姫
:秀影の腹違いの妹 大奥に預けられているため序列争いにも参加 腐死蝶として現在3位

正室の子だが父親はゆがんでるし母親は大奥の序列一位で将軍を操ってるような毒婦  そのため愛情に飢えているのかだらしない兄を補佐するという依存状態
一巻末で母により序列三位にあげられ、序列の義務により操られた将軍:父親と関係と関係を結ばされそうになる





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